過剰自粛は机上の空論！休業と補償はセットでウイルスに勝て！

「ステイホーム週間も終わりコロナ疲れも囁かれる昨今、問題なのは補償無しの休業や自粛であり責めるべき相手は安倍政権です。感情的な過剰自粛論は安倍政権を利する机上の空論であり、必要な対策は補償の上で躊躇なく実行すべきです。重要なのは、この厄介なウイルスを封じ込めることですよね？」

『新型コロナウイルスは新型SARSと呼ぶべき』 

　私は繰り返しお伝えしておりますが、新型コロナウイルスと呼ばれるウイルスの正式名称は『ＳＡＲＳ－ＣｏＶ２』です。片仮名で書けば、サーズ・コロナウイルス２であり文字通り殺人ウイルスと恐れられた重症急性呼吸器症候群を引き起こしたＳＡＲＳ－ＣｏＶのパート２です。本来は新型ＳＡＲＳとＷＨＯが呼べば、世界中が警戒してもっと被害も少なくなったでしょう。

『ウィキペディア（Wikipedia）2019新型コロナウイルス』

『新型SARSをコロナウイルスと呼ぶことで被害が拡大した』 

　人に感染するコロナウイルスには数種類あるのですが、ヒトコロナウイルスは、普通に風邪の原因となるありふれたウイルスで死に至る事はありません。ところが今パンデミックを引き起こしている新型ＳＡＲＳは、ウイルス性肺炎を引き起こし一気に人を殺します。先日フィリピンパブで騒ぎを起こしたウイルス陽性のオッサンが、一気に亡くなったのが良い例です。両者は全く違うウイルスなのですが、コロナウイルスと呼ばれる事で、インフルエンザと同じというデマを世界中で撒き散らし、人々を油断させ対策が大幅に遅れました。

『病院だけ攻撃して破壊する兵器と捉えれば分かり易い』 

　このＳＡＲＳ－ＣｏＶ２の特徴は、８割の感染者は重症化しないのに、高齢者や疾患を抱えた弱者は、一気に重症化する死に至る肺炎を引き起こす点です。仮にウイルス保持者が病院に入り込みウイルスをばら撒けば、重症患者を大量生産し、医師や看護師も感染すれば、一気に医療崩壊となります。単刀直入に表現すれば、あらゆる戦争で禁止されている医療施設のみを攻撃し、人的資源だけ破壊する兵器と考えれば分かり易いと思います。

『過剰自粛など存在しない、存在するのは必要な対策のみ』

　ステイホーム週間が終わり、世間では、自粛疲れも囁かれますが、安倍政権の補償なき自粛や休業要請で、窮地に立たされている方も多いと存じます。自粛や休業や売り上げ減に悩んでいる皆さんの責任はゼロであり、悪いのは補償ナシで自粛や休業を求める安倍政権です。この危機を救えるのは通貨発行権のある政府だけであり、未知のウイルス感染症に対し、必要な対策は全て行うべきです。『過剰自粛』など存在せず、存在するのは『必要な対策』だけです。不条理なのは、自粛の方では無く安倍政権です。当然ながら必要で無い対策は行うべきではなく、必要な対策については、知恵を絞って全て行う。その結果、経済的な被害が生じるなら、政府が補償をするという実にシンプルな発想となります。

『政権批判は、すればするほど良い』

　アベノマスクと失笑されているマスク二枚の安倍政権ですが、安倍総理の目的は、ただ一つ支持率の維持なので、国民世論の喚起は、非常に重要です。政権が批判にさらされる事で、若干でも方針が良くなれば我々は生き残れます。必要な対策と必要な補償の組み合わせという対策があれば、この困難にも打ち勝つ事が出来るでしょう。政府の支出は、実際問題、通貨の発行で行われており、その支出能力は無限大です。無限の支出能力を使えば、あと必要なのは、正しい財政政策とは何か？を考えれば良いのです。この状態でも緊縮財政に拘っている安倍政権を糾す事は、皆さんの生き死にに直結するのです。

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