外交・国際情勢

外交・国際情勢

ゼレンスキー演説――ある意味、日本人が一番聞きたくなかった演説――

『無難な演説』 無難、これ以上ないほどの無難な演説だった。 ゼレンスキー大統領の演説である。 一部左翼からはパールハーバーに触れたんだから広島・長崎にも触れろとか・・、一部右翼からは軍事施設を狙った攻撃を、無差別の911と同一視されるのは気に入らんとか・・、極左からも極右からもゼレンスキー大統領は批難されていた。 (注...
外交・国際情勢

アメリカを嫌いな左派と、アメリカを嫌いな右派。――敵(アメリカ)の敵(ロシア)は味方理論――

今回の記事は、ほぼほぼ前回の記事の追補である。 よって、今現在、日本人がウクライナ国を支持、もしくは応援すべき理由については前回記事をどうぞご参照頂きたい。 追記程度の話しではあるが、前回記事では少々不十分な部分があったのでここに記す。 反米の種類には大きく分けて2つある まず前回、親露反米になりがちな人々をマッチョ保...
外交・国際情勢

ウクライナを見捨てる薄情な(肉屋の)豚達(マッチョ保守達)と『自由と人権と平等』

(豚達というのは、別に豚野郎と誰かを罵るとかそういうものではなく、あくまで肉屋に並べられるのを待っている豚が肉屋を支持するというその奇妙奇天烈な現象について述べるものである。) 少し刺激的なタイトルを付けてしまったが、結局、なにが言いたいのかと言うと・・、 先に結論を述べると・・、 ウクライナを今支持しないことは、自分...
安全保障

ロシア・ウクライナ戦争が起きた理由や日本への影響をわかりやすく解説

ロシア・ウクライナ戦争が始まりました。 衝撃を受けた人、いまいちピンとこない人、とにかく恐怖を感じる人など、いろいろでしょう。  「なぜ、ロシアはウクライナに侵攻したの?」と聞かれて、パッと答えられる人はあまり多くなさそうです。 それもそのはず。 ロシアは今回、大義名分を打ち出さずにウクライナ侵攻を始めました。  ロシ...
安全保障

インド洋と太平洋で対中牽制が本格化。欧州諸国を巻き込み包囲網形成

ロバート・D・カプラン著『インド洋圏が、世界を動かす: モンスーンが結ぶ躍進国家群はどこへ向かうのか』 大変お世話になっております。反逆する武士 uematu tubasaです。初回投稿日時:2021年3月28日(令和3年3月28日) 太平洋の海底ケーブルの入札が無効に 日本とフランス、中国の企業が参加していた太平洋の...
外交・国際情勢

民主主義が少数派になった理由とパクスなき国際社会の到来

2020年の大きなニュースの1つが「民主主義国家が非民主主義国家より少数になった」です。しかし、日本ではあまり取り沙汰されず扱いも大きくありません。  筆者はこのニュースに戦慄と衝撃を覚えました。パクスなき国際社会の到来を予感させるからです。  日本人にはあまりピンとこない「非民主主義国家の逆転」「民主主義国家が少数派...
政治・時事

大統領選挙予想が外れてしまい、トランプ大統領よりも早く敗北を宣言

サンダースが民主党候補にならず、トランプ大統領が法廷闘争で当選するということにもならず、アメリカ大統領選挙の予想が外れてしまいました。 私はアメリカとの同盟を堅持しつつも、軍事的にも経済的にもアメリカ依存からの脱却を志向する対米自立派です。
政治・時事

ファイザーが新型コロナウイルスのワクチンを開発したと発表。本当か

アメリカの大手製薬会社であるファイザーが新型コロナウイルスのワクチンを開発したとのことです。 ファイザーが主張しているだけで、アメリカ以外の研究機関や第三者機関がその有効性を立証したわけではないので、信用するべきではないと思います。
外交・国際情勢

中国主導のRCEPに見る経済支配を広げる中国の戦略

RCEPが15カ国で署名されたと報道されました。詳しい内容についてはこれから出てくるでしょう。  しかし1つだけ確実に言えることがあります。RCEPは中国主導であり、日本が対抗するなどお話にならないということ。 もっと踏み込んで言えば、中国が経済支配を広げる次なるステップがRCEPです。  なぜこのような結論になるのか...
外交・国際情勢

アメリカ大統領選挙の直前予想。トランプとバイデンは法廷闘争で決着

私個人としては、トランプ大統領が当選しますが、当選確定には時間が掛かり、法廷闘争にまで進むと見ています。 現時点においては、バイデンがトランプ大統領を世論調査でリードしているようですが、前回(2016年)の大統領選挙では世論調査で劣勢だったトランプが大統領になるという波乱がありました。
現代貨幣理論(MMT)

アイドル新党なでしこ! 第59話 本土復帰と平和条約

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  今回の表題について、「本土復帰」だと普通は沖縄やその他の島々についてを指し、「平和条約」だと何となくサンフランシスコ平和条約を連想する方が多いことと思います。なので、少しひっかけというか遊びというか、そうした関連に誤解しやすいよう、あえて分かりにくい感じにしてみました。ただまあ、後半...
外交・国際情勢

外国政府にその国の最低賃金を上げないよう要請する日本政府と財界。そのうえ堂々と公表Σ(゚Д゚)

転載元 外国政府にその国の最低賃金を上げないよう要請する日本政府と財界。そのうえ堂々と公表Σ(゚Д゚) | ナスタチウムのブログ(2018.12.31) 前回記事で日本に来たカンボジア人の縫製業技能実習生を取り上げました。 母国カンボジアの縫製・製靴業労働者の最低賃金は、現在月額170ドル(1万9000円)、 2019...
政治・時事

コロナとグローバリズムの終焉-グローバリズム後の日本を大胆予測

新型コロナの世界的流行に伴い、多くの人々が認識を変えざるを得なくなっています。そう……グローバリズムはもう終わりだ、と。  新型コロナでグローバリズムが、なぜ終焉を迎えるのか? そしてグローバリズムが終焉を迎えた後、ポスト・グローバリズムはどのようなものか? 大胆に予測し、徹底的に解説します。 新型コロナとグローバリズ...
政治・時事

アイドル新党なでしこ! 第58話 核保有税

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  最終回まであと8話くらいというこのタイミングで、首相補佐官(内閣総理大臣補佐官)の新キャラが今回登場しました。実際は他にまだ4人ほど首相補佐官がいますし、秘書官もいつもの2人以外に、秘書軍団と呼んでいいくらいの規模で、総理大臣の周りは常にチームプレーで動いています。キャラ数を搾ったま...
外交・国際情勢

ドイツ:首都ベルリン、2018年に生まれた男の子の名前で一番多かったのはムハンマド

ヨーロッパはムハンマドだらけに? ベルリン:2018年男子新生児で一番多い名前が「ムハンマド」 イメージ ドイツ語協会の調査結果が公表されましたが、それによると、ベルリンで一番多かった男の赤ちゃんの名前は【ムハンマド】でした。 2015年、メルケル首相が国境のドアを勢いよく開け放ち、100万人以上の中東や北アフリカの―...