政治・時事

クライテリオン無き反自粛は何故ネオリベ保守に堕落したのか?免疫反応としてのナショナリズムかコロナ共存のグローバリズムか?

「SARS-CoV2パンデミックで一部の保守系言論人がコロナとの共存を唱え出し、大阪維新の会や小池百合子と同じ事を言い出しています。このクライテリオン無き言論の集団自決に陥っている惨状を糾し猛省の上で再起を促します!」 『ナショナリズムは、生命体における免疫反応と同じだ!』  ナショナリズムを思想的に論考する際、国家を...
思想

「天皇の国」の国防観・安全保障観を考えよう|『大義』第九章から

尖閣から帰るいしがき posted by (C)西表カイネコ 武漢コロナ禍の中、チャイナ(中国)による尖閣諸島付近の領海侵犯、挑発行為が毎日のように続いています。 積極財政(公共投資・研究開発投資)によって経済発展を遂げ、世界に覇を唱えようとするたチャイナ。衰えつつあると言えども、それに立ちはだかろうとするアメリカ。そ...
外交・国際情勢

外国政府にその国の最低賃金を上げないよう要請する日本政府と財界。そのうえ堂々と公表Σ(゚Д゚)

転載元 外国政府にその国の最低賃金を上げないよう要請する日本政府と財界。そのうえ堂々と公表Σ(゚Д゚) | ナスタチウムのブログ(2018.12.31) 前回記事で日本に来たカンボジア人の縫製業技能実習生を取り上げました。 母国カンボジアの縫製・製靴業労働者の最低賃金は、現在月額170ドル(1万9000円)、 2019...
政治・時事

安倍晋三首相はコロナ対策(台本読み)で疲れているらしい。なら、交代してもよいでしょう。

公開が2020年2月29日というコロナ騒動真っただ中の状況でまさかの客の入りとなってしまっている様子の劇場版SHIROBAKO。まさかの展開に、でもあきらめないことは大事で、やれるだけのことはやることが大事だということを教えられる良い作品であった。(劇場版SHIROBAKO) 【安倍政権】自民党・参院幹部「安倍首相はか...
政治・時事

BIを語る輩には積極財政を語る資格は無い!

コロナ対策で10万円の給付金が出る事を契機に、パソナ会長の竹中平蔵さんが導入を主張するベーシックインカムの議論が盛り上がっていますが、ベーシックインカムには、悪いベーシックインカムしか無い事を改めて皆さんと確認したいと思います。 『ベーシックインカム論者はナゼこんなにケチなのか?』  私がベーシックインカム(以下BI)...
現代貨幣理論(MMT)

現代貨幣理論(MMT)批判の種類とポイントまとめ

本稿は備忘録、ないしまとめ書きとして、後から参照するために残しておくのが目的です。現代貨幣理論(MMT)批判を展開する記事を掲載し、その要点をまとめます。 小幡績の現代貨幣理論(MMT)批判 記事の要点 しかし、インフレが起きにくいとしたらどうだろう。財政支出は無限に膨らみかねない。だから、日本でMMTは危険なのだ。日...
歴史

アイドル新党なでしこ! 8

上記のリンク先の通り、拙著『アイドル新党なでしこ! 8』(キンドル版)が5月28日にリリースされました。普段の「進撃の庶民」に掲載の画像と比べ、原稿はオリジナルな高解像度での表示となるため、画質の違いなどもお楽しみいただければと思います。紙版についてはAmazon側の反映待ちな状態でして、恐らく6月9日頃には商品ページ...
政治・時事

本家MMTが、にゅんMMTを完全論破!『MMTオタクは、ステファニー・ケルトンを糺せるか?』

昨年来日したステファニー・ケルトン女史の新著が発売されますが、ロイターのインタビューに答えたケルトン教授は、日本のMMTオタクが聞いたら激怒する様なコメントを連発しました!本家MMTでも、その程度なのですから、今後は皆さん極左MMTのデマなど一切気にせずMMTについて大いに語り合いましょう! 『ステファニー・ケルトンは...
政治・時事

遠隔労働(リモートワーク・テレワーク)について

『リモートワーク・テレワークへの疑問』 世間では、リモートワークやテレワークを称賛している方々が多い。 これに対し、疑問を投げかけるのは、変人の河合ぐらいか? 河合は世間の主張に反対することが多い。 世間が緊縮財政を支持すれば、河合は積極財政を支持するし、世間が休業・自粛や非常事態宣言の延長を支持すれば、一秒でも早い経...
政治・時事

いじめ問題と緊縮財政の共通点おかしいことに「おかしい」と言う勇気が命を守る

5月6日に放送されたNHKスペシャル「わたしをあきらめない 5年1組 子どもたちと先生の1年」という番組をご覧になっただろうか。この番組は、教育委員会でいじめ自殺事件の調査を担当した経験から、「二度と子どもを死なせない」と決意した渡邉信ニ先生が担任する5年1組の一年間のドキュメンタリーだ。私は、この中のインタビューでの...
政治・時事

全米大争乱の今こそ!再読したい 『現代のトマス・ペイン、佐藤健志のアジテート』コモン・センス完全版:書評

米ミネアポリスで警察官が黒人を殺害した事から、全米で人種差別反対の抗議運動が起きましたが、それを契機に、ウイルス感染症で自粛していた人々は暴徒化し、昨年公開された映画「ジョーカー」を想起させる暴動がアメリカ全土で広がっています。首都ワシントンは炎に包まれ、トランプ大統領は地下壕に逃げ込んだとも報道されています。一体アメ...
経済

緊縮財政はなぜ根強い?ヒントは自己啓発本のマーケティングにある

積極財政の言説はいまいち広まらず、緊縮財政は相変わらず根強いです。その原因はどこにあるのか?  原因や理由がわかれば、解決策も講じられるというもの。 え? いままで原因はわかっていなかったの? と思うかもしれません。積極財政が広まっていない、緊縮財政がなぜか転換できていないのですから「推定した原因は間違っていた」と判断...
政治・時事

令和時代を輝かせるために必要なのは、経済観念の変化に尽きる

緊縮主義者や構造改悪主義者という種族は、自分たちの主張を押し通すためなら、平気で歴史や史実をある特定の時点で都合よく切り取ったり、事実を捏造、あるいは歪曲したりします。 『新型コロナによる経済損失を「スペイン風邪」の歴史から考える』 (加谷珪一 経済評論家、元日経BP記者) 「スペイン風邪は1918年から20年にかけて...
思想

知足(足るを知る)の危険~成長こそ日本人の自然である

龍安寺の手水鉢 「知足」という言葉 「知足(足るを知る)」という言葉/徳目があります。龍安寺のつくばい(手水鉢)にある「吾唯足知(われただたるをしる)」の方が有名かもしれません。 出典は老子で「自分の持ち分に満足し安んじて、欲張らないこと」。仏教の格言にも「知足のものは貧しといえども富めり、不知足のものは富めりといえど...
経済

未来を無視して安易なインバウンド観光の復活を唱える民間経営者共の守銭奴ぶりを非難せよ

観光にしか生き残るすべがないと思ってしまうのは、健全なことではないだろう。何しろそれ自体は、今のあり物を遺産として食いつぶすことが基本的な活動となってしまうのである。一時的にはそうであっても、持続可能な観光にするためには、別の産業がなくては意味がないのである。(サクラクエスト)この話でも、「観光」しか頼るものがないこと...