政治・時事

天皇陛下のお気持ち拝察とコロナ禍中のオリンピック

天皇陛下がオリンピックでの新型コロナ感染拡大を心配されている。という西村宮内庁長官の「拝察」発言が議論の的となっています。この件について、整理して考えてみたいと思います。結論を先に言ってしまうと、「陛下の御心配は明らか。政府は「本気」すなわち「カネ」を出せ! 財政出動!」です。 「天皇陛下のお気持ち拝察」で混乱する議論...
政治・時事

藤井聡に従属する表現者クライテリオン編集委員はジャイアンに怯えるスネ夫の集団である

コロナ禍も一年以上経つと、この新型サーズへの最善の処方箋は『封じ込め戦略』であった事は、真っ当な知性を持つ庶民の皆様には明々白々だと存じます。現実をしっかり見据える『常識』さえ持ち合わせれば(=私の考える保守思想)世の中を大きく見間違う事はないのです。もちろん、コロナ封じ込めに成功した国は僅かなのは、私も承知しています...
政治・時事

身を切る改革は無意味で無駄な単なるパフォーマンス

先日、以下のツイートをしたところ大きな反響がありました。 よく「身を切る改革!」で、議員歳費を減らすとの主張を見かけます。衆議院 465人参議院 248人議員歳費 2181万円議員歳費合計 約155億5000万円日本の国家予算 100兆円以上議員歳費を5割削減しても78億円。実質的な意味は全くなし。これが「身を切る改革...
政治・時事

アメリカのBI論は日本の遥か先を行く

およそ政策を立案する際に肝心なのは、 ①現実を直視すること ②そこに山積する問題や課題の原因を的確に把握すること ③問題や課題をスピーディーに解決できる方法を選択し実行すること という点です。 そこに私情や好き嫌いが入る余地はありません。 我が国を30年近くも苦しめてきた平成・令和大不況は、緊縮経済や資本・生産拠点の国...
政治・時事

猪狩ともかさんが国を提訴 この思いにこたえるために一刻も早い積極財政への転換を

2018年に道路を通行中に強風で倒れた看板の下敷きになり、脊髄損傷で下半身麻痺の後遺症を負い車いす生活になったアイドルグループ「仮面女子」のメンバーの猪狩ともかさんが看板を管理していた国を提訴した。「今回私が声をあげることで、今後公の建物や看板の管理が行き届き、私のように突然の事故で命や体の自由を奪われる人がいなくなる...
経済

茹でガエルの日本人と20年にわたりゼロ成長の日本経済

先日、日本のゼロ成長具合についてツイートしました。 日本がマイナス成長であるデータ。【GDP】1997年 543兆円2020年 539兆円【平均所得】1997年 467万円2019年 436万円【1世帯あたりの平均所得金額】1994年 664万円2017年 551万円なぜ、これで危機感を持てないのか。茹でガエル状態だか...
経済

『ザ・ロスチャイルド』(林千勝氏)~国際金融資本の興隆とその手法

林千勝氏の新著『ザ・ロスチャイルド』を読みました。 国際金融資本の代表と言うべき、ロスチャイルド家。18世紀から20世紀初めまで、彼らの興隆と術策の歴史をつづった本です。(続巻が予定されているようです) 今回はその第1、2章を参考に、彼らのやり口を紹介してみたいと思います。JPモルガン、ゴールドマン・サックスといった国...
経済

副業を大々的に認めることは労働者に対する責任を回避する方向にしか進まない。

自分が昔言ったことと矛盾したことを言っていることはよくあることではあるが、それを一方的に避難することは容易い。そんなことは誰にでもできるが、一歩進めて、それぞれのときに考えていたこと感じていたことその時の環境をなどを振り返ってみると色々発見できるかもしれない。(美味しんぼ) 菅首相のの自助という言葉に対しては二通りの感...
経済

今さら聞けない!消費税で逆累進性が高まる理由とは?

先日、以下のツイートをしたところ大きな反響がありました。 消費税はなぜ逆累進性が高いのか?答え:年収1億円の人の生活費が1億円じゃないから年収1億円(生活費1000万円)の人が払う消費税は100万円。年収比で100分の1。年収200万円(生活費200万円)の人が払う消費税は20万円。年収比で10分の1。消費税は低所得層...
政治・時事

バラマキこそ最良の政策

毎日毎日、コロナの話ばかりでうんざりしていませんか? TVをつけると、玉川や加藤、恵、宮根、坂上ら、顔を見るだけで吐き気を催すアジテーターが、朝から晩まで“感染爆発だ~、飲食店が~、BBQが~、人流が~、医療崩壊が~、オリンピック中止だ~、ワクチンが~、副反応が~、小池が~、吉村が~”と同じセリフを繰り返し、暇を持て余...
政治・時事

新型コロナウイルスを「正しく恐れる」素人と専門家の情報格差その1

西村秀一はPCR検査の不正確性と実物的限界(医療キャパシティ)があるのだから、PCR検査推進論への疑義を呈しております。 西村秀一は横浜クルーズ船の空調を把握して「接触感染」ではなく「空気感染」だと考えたそうです。
政治・時事

間違った貨幣観に基づく間違った財政運営というコロナ対策失敗の原因を改められない政府を放置すれば、国民はコロナ後もコロナ以上の人命の危険にさらされ続ける

我が国では新型コロナウイルスの影響が長期化し、医療逼迫などの感染症の直接的被害および、経済被害による自殺や生活困窮など被害が深刻化している。このような事態は、コロナ第1波の教訓を検証して次に生かすことをしなかった政府の姿勢が招いたといわざるを得ない。 繰り返された入国規制の遅れ コロナ第1波は出入国規制の遅れが最大の原...
政治・時事

コロナ禍のインバウンドの脆弱性と日本人が国内旅行できる国作り

先日、ふとTwitterに投稿しました。 インバウンド頼りがなぜ問題か?①日本はそもそも内需立国で内需8割②外需は国際情勢などによって大きく左右される③外需の決定に日本は主権を持たない④よって、外需頼りは経済安全保障上、重大な問題がある⑤日本国民が国内旅行を楽しめる国作りこそ必要コロナ禍で脆弱性が露わになりました  大...
政治・時事

ナショナリズムはグローバリズムの害を超えられるか

グローバリズムの弊害が露わになり、その対抗馬であるナショナリズムが見直されています。我が国において、ナショナリズムによるグローバリズム克服は可能でしょうか。わかりやすく考えてみます。 ナショナリズムとグローバリズム グローバリズムの行き過ぎ、弊害が露わになると共に、ナショナリズムに注目が集まっています。 それぞれの定義...
経済

財政健全化の必要性-PB黒字化した国は1割?負債4倍で金利低迷?

財政健全化の必要性はあるかないか? 結論から言えば、日本に財政健全化の必要性はありません。その理由について簡単に解説するとともに、押さえておきたいデータについて紹介します。  たとえば、プライマリーバランス黒字化を実際に成し遂げている国は、世界183カ国中どれくらいあると思いますか? 即答できたらすごいです。  他にも...