高橋聡-ヤン・ウェンリー命

経済

丸わかり!積極財政派の分類-積極財政派の派閥を知ろう

 日本では失われた20年とデフレで経済が低迷しています。そのため、一部で積極財政の必要性が叫ばれています。積極財政派は日本でまだまだ少数の存在であり一括りにされがちです。 けれども、積極財政派と一口に言ってもその主張はさまざまです。 今回は主張の違いによって積極財政派を分類し、整理します。あな...
経済

なぜ緊縮財政から日本は抜けられないのか?3つの仮説を徹底検証

 日本は失われた20年を経て貧困化しています。1998年からデフレに突入し、2008年にはリーマンショックも経験しました。 1997年をピークに平均年収は数十万円ほど下落し、社会保障は次々と削られています。景気対策と銘打って規制緩和や構造改革が慢性的に行われてきました。 日本は窮状に追い込まれています...
経済

資本主義の本質をわかりやすく解説-中央銀行制度が資本主義の本質

 資本主義は聞き慣れた言葉です。日本、アメリカ、中国――世界中が資本主義で動いています。では、資本主義とは何か? こんな簡単な質問に真正面から答えている記事はほぼ皆無です。 なぜなら、資本主義を経済学者もエコノミストも定義できていないからです。 近年登場した現代貨幣理論(MMT)は貨幣の本質を明らかに...
経済

「生活保護は恥ずかしいこと」と思わせる日本の空気

 日本は空気の力が強い国です。理屈や論理で考えるとおかしなことも、空気の力で蔓延するケースが多々あります。 「生活保護は恥ずかしいこと」という空気があります。 本当は恥ずかしいことでも何でもなく、生活保護は国民の権利です。ちょっと考えれば誰でもわかるはずなのに悪いイメージを持つに至る「空気」。...
経済

貧困は自己責任か?自己責任論で片付けられない貧困と資本主義

 日本では信じられないことに一時期、生活保護を叩く風潮がありました。ほんの0.4%の不正を目の敵にして生活保護全体をバッシングしました。 そのときに囁かれたのが「貧困は自己責任」です。「貧困になったのは今まで甘えてきたからだ」「もっと貧困に陥る前にできることがあったはず」などと貧困が責められました。 ...
政治・時事

有害無益!扶養照会が生活保護を受けるべき人々の34%を排除

 コロナ禍の雇い止めなどで8万人が失業し、生活困窮者が続出しています。 40代~50代のリストラも行われており、どの世代も貧困への転落が明日は我が身です。他人事ではありません。 多くの世代にとって生活保護は、最後の頼みの綱です。 生活保護の扶養照会という制度は知っていますか? 現在、扶養照会が大きな障...
政治・時事

安倍内閣退陣と反安倍の居心地-反安倍運動は実ったか?

 安倍内閣の退陣は、進撃の庶民メンバーや読者にとって衝撃的的でした。どう長くても2021年に安倍内閣は終わることは決定していました。しかし、それでもなお衝撃を受けたはずです。 なぜそこまで衝撃的だったのか? 舌鋒鋭く安倍内閣を批判していた人たちが、ボロボロと欠ける櫛の歯のようにいなくなってしまったのは...
外交・国際情勢

民主主義が少数派になった理由とパクスなき国際社会の到来

 2020年の大きなニュースの1つが「民主主義国家が非民主主義国家より少数になった」です。しかし、日本ではあまり取り沙汰されず扱いも大きくありません。 筆者はこのニュースに戦慄と衝撃を覚えました。パクスなき国際社会の到来を予感させるからです。 日本人にはあまりピンとこない「非民主主義国家の逆転...
経済

なぜデフレ下で緊縮財政は続き、有識者は財務省のせいにするのか

 緊縮財政について「緊縮財政は安倍政権の独裁だから!」「積極財政のために民主主義を取り戻せ!」「財務省が緊縮財政を推進している!」「メディアが緊縮に国民を洗脳している!」などの声が、ネット上でときどき聞かれます。 デフレなので積極財政を推し進めたいのは理解できますし、正解です。一方、ずいぶん都合のいい...
政治・時事

外国人の生活保護はなぜMMT的に問題なしなのか

 先日、厚生労働省が生活保護のフォローに力を入れ始めたことをツイートしました。もちろん褒める意味でです。 いろいろな反響をいただきました。その中で「外国人の生活保護は認めるべきではない」という旨の返信があったのです。 趣旨が全く異なりますし、キャッチボールになっていませんが――脇におきまし...
政治・時事

「身を切る改革」とは?「身を切る改革はバカの一つ覚え」と解説

 維新の会の松井一郎大阪市長が公用車でホテル通いをしており、雑誌「女性自身」にすっぱ抜かれました。このスキャンダルに対して「身を切る改革と言っていたのに!」との批判が寄せられています。 維新の会などが掲げる身を切る改革とは一体何で、どんなものなのか解説します。 結論から言えば2000年代初頭に行われた...
経済

GoToはコロナへの経済対策にならない-コロナが先か経済が先か

 GoToキャンペーンはもともと、アフターコロナとして立てられた経済対策です。よってコロナへの経済対策にならないのは至極当然の結果です。 しかしそれはGoToだけでしょうか。じつはコロナへの経済対策のほとんどはGoToと同じく成立しません。 コロナを鎮めつつ経済を活性化するのは不可能です。 な...
政治・時事

自粛要請の意味がなくなり効果が低下!現実と言葉のねじれの発生

 自粛要請という言葉は不思議ですよね? もし不思議に思わないのであれば、きっと「強制ボランティア」や「強制連行」という言葉も不思議に思わないことでしょう。 ボランティアって強制されるものではありませんし、連行はそもそも強制ですよね。全く同じように自粛要請も不思議な言葉なのです。 言葉としてねじ...
現代貨幣理論(MMT)

竹中平蔵がMMTをついに認める-経済学者たちの貨幣への誤解

 朝まで生テレビで、竹中平蔵氏が財政均衡論の間違いを認めたそうです。記事を読んでとてもびっくりしました。 またMMTを認めるような発言も。 原因は「コロナ禍による各国の財政出動」と「長期金利がピクリとも動かない現実」にありました。日本の経済学者たちも現実を踏まえて、経済学の誤解を認めるべきでし...
小説・漫画・書評

鬼滅の刃ブームはなぜ起こったのか?道徳vs不道徳がキーワード?!

 「時代のブーム」を分析すると、今の時代がどのように人々に受け止められているかわかります。 時代の空気を読むのに役に立つのがブームの分析。 特に小説やマンガ、アニメの大ヒット作に時代の空気を表わしている作品が多くあります。今回は時代の空気を知るため、大ブームである鬼滅の刃を分析します。鬼滅の刃...