コロナ禍に便乗し究極のネオリベ政策にして、財政政策のガン細胞!あるいは積極財政の大麻である、ベーシックインカムが勢いを増しています。国家をバラバラの個人に解体する究極の構造改革にして社会革命を目指すBIを、保守派が支持するなど有り得ないのですが、何度でも騙される「お人好し」が庶民に多いのも残念な事実です。ベーシックインカムなどという偽りの積極財政に騙されない為には、我々が経験した「痛い」過去を直視する勇気が必要では無いでしょうか?
『正しい国家観と正しい貨幣観』
下図は本ブログに読者登録を頂いている三橋貴明さん作図の表ですが、積極財政の実現には、正しい国家観と、正しい貨幣観の双方が必要という私と全く同じ意見なのですが、この双方が欠落する無限大の間違いがベーシックインカムです。ところが自称経済評論家の池戸万作さんは、ベーシックインカム実現の為に反緊縮を利用しようと企んでいます。これって上念司さんと同じじゃないでしょうか?
『偽装MMTが日本版MMTに背乗りして擬態』
私は池戸万作さんを偽装MMTだと再三に渡って懇切丁寧に注意していたのですが、池戸さんは反省するどころか、自分のことを、日本版MMTだとツイッターで連呼して、ネット上でリテラシーの低い情弱の方々を食い物にしています。嘘も百万回唱えれば現実になるという極左の手法を真似たのだと思いますが、この姿、かつて上念司さんが、三橋貴明さんに擦り寄ったのと、ウリ二つだと思うのですよね?
『田中秀臣+上念司が、井上智洋+池戸万作に変わっただけ』
MMTerと呼ばれるネットで活動するMMTオタクの皆さんは、私と同じく、池戸さんには呆れて注意するのですが、連中の問題点は、池戸さんのお友達の井上智洋さんには甘い点です。単にアカデミズムに弱いだけなんでしょうが、コロナ禍で個人を救うことは出来ない!などとデマを国会で言い触らし、コロナ禍をベーシックインカムのショックドクトリンに利用する人物は厳しく糾すべきです。上念司の影に田中秀臣が居たのと同じく、池戸万作の影には井上智洋がいるのです!
『コロナ禍をベーシックインカムのショックドクトリンに悪用』
自称積極財政派の中には、カネを配れば何でも積極財政だと勘違いする方がいます。しかし、それが落とし穴なのです。例えば、コロナ禍では、行動制限で被害を被った方を個別に救うという真っ当な財政政策を行わず、全住民に10万円を配るという愚策が行われました。この中途半端な財政政策の結果、財政政策と感染症対策は、全く無関係なものとなり、結果、日本のコロナ対策は国民の自助に頼り切ったものとなっています。これは正にベーシックインカムが導入された後の社会の惨状を示します。
『マネタリスト→リフレ→ベーシックインカムというネオリベ』
今の社会の最大の問題は、新自由主義や構造改革やグローバル化の弊害です。社会を破壊する諸悪の根源は、ネオリベ思想なのですが、連中は、ウイルスと同じく変異体を次々生み出して、生き残りを図っています。かつてのマネタリストは、リフレ派に衣替えし、結果、安倍政権下で消費税は倍増され、外国人労働者は激増し、庶民の貧困化は加速しました。リフレの化けの皮が剥がれた今、ネオリベが次に目を付けたのが、ベーシックインカムという究極のネオリベ政策という訳です。
『竹中平蔵やアトキンソンを絶対に倒せない理由』
積極財政を擬態するリフレ政策の愚行によって貧困化した情弱の方の中には、藁にもすがる想いでベーシックインカムに希望を見出す方もいますが、これがいつまでも積極財政が実現しない原因です。ベーシックインカムという究極のネオリベ政策の実現を目指すカルトである池戸万作さんの暴走を止められなければ、竹中平蔵やデビッド・アトキンソンを止めることなど不可能です。
『嘲笑を武器にネオリベを倒せ』
では、どうやってベーシックインカムという究極のネオリベ思想と我々は闘えば良いのでしょうか?例えば月間三橋の会員の方なら事務局に抗議のメールを送る。ツイッターのアカウントを持っているなら、ベーシックインカム礼賛の莫迦ツイートを嘲笑するだけでもネオリベには大きなダメージです。笑うことは誰でも出来ます。正に嘲笑を武器にネオリベと闘うことこそ、貧困ビジネスで食い物にされる末期状態の日本を救う一つの方法です。