すぐ外国に頼るという安直な判断は、国内の人材を基本的に育てないという方針だろうか。

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いつの間にか、おかしいな?という感覚を持たなくなっているとすれば、それはすでに病的な状況にあるともいえるだろう。

流石は経済ブレーンにアトキンソンを筆頭に置いているだけはあって、国内に人材よりは、出来上がった海外の人材を引っ張りこんでくることで、その場のつじつまだけを合わせようという考え方がストレートに出ている。このことについては、日本国民であれば、ある種の嫌悪感をもって、検討するはずであるが、そもそも国内に対して視野を設定していないとも思えるこの首相に関しては、何の躊躇もなく「世界で活躍できる方」で即戦力、というスペックで考えた時に、海外から・・ということを考えたのであろう。

海外の人間が日本のためを思ってどこまでできるのか。それは相当にハードルが高いことだと思われるが、それに対して責任をもってコントロールするつもりがあるとは思えない考え方だろう。

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人は技術だけではない。文化も引きずっているのである。特に国政にかかわるとなれば、出身国のことよりも日本国のことを優先しないとまずい状況が多くあると思われる。そのようなポジションに積極的に海外勢を入れていくということが何を意味するのか。少なくとも首相につく人間が理解していないという状況は避けなければならない。しかし、前政権の安倍の時代からその前提は相当に崩れており、さらに、自らは物事の善悪すら判断できないと思われる頭の持ち主ともみられるだけに、調整が全くかからない形で強行される可能性がある。周りの有力議員がそれをいかに止められるのかということにかかってはいるが、そもそも止められるだけの正常な判断基準をそういう連中が持ち合わせているのかといえば、麻生氏などの発言を見ても相当に怪しいのである。もちろんデジタル担当大臣はもっとも政治的な判断ができない部類になるだろうが。  これに限らず、前政権からの流れで懸念されるのは、需要も供給もすべて外国頼りであり、その融通のためにはどんな売国行為もスルーされるという政策の基本形が出来上がっているということである。大きなことから細かいことまでその基準で判断されるので、大きな流れとして、国内が衰退し、外国に依存していく大きな流れが止められない状況である。そんな国が未来に期待を持てるかといえば、持てるはずはないだろう。

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