令和の政策ピボットの政党化を激しく希望します。
大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。
初回投稿日時:2019年7月25日(令和元年7月25日)
参院選2019において「れいわ新選組」の爪痕を分析する
本日の記事は、他のブロガー様の参院選総括記事の補足及び今後の日本政治のあるべき方向性について提示させていただきたいと思います。
他のブロガー様への批判ではなく、別の見方もありますよという表明です。
まず、事実関係から申し上げますと、参院選2019において話題になったのは山本太郎元参院議員が率いる「れいわ新選組」でしょう。
獲得議席数2であり、山本太郎という個人名義で約99万票を獲得し、現行制度となった2001年以降、比例代表の落選者の最高得票記録を大きく塗り替えました。
※参考記事:落選のれいわ・山本氏、全候補で最多の99万票
山本太郎元参院議員は「衆院選に出馬する」と明言しております。
山本太郎元参院議員が仮に衆院選の比例東京ブロック(定数17)において100万票を獲得したとなると、おそらく3名程度は比例当選すると思います。
参考URL:毎日新聞の衆院選比例に関するページより
れいわ新選組は参院選2019において、大手メディアから無視され、準備期間・政策周知期間が短く、実質的に山本太郎元参院議員のマンパワー及びSNSパワーで何とかするしかありませんでした。
それでも個人名義で約99万票を獲得できたのです。
常識的に考えて、驚異的と言えるでしょう。
既存政党の選挙対策委員は私よりも詳細かつ精密な分析をしていると思いますので、内心恐怖で震えているのではないかと推察します。
宮城県人として石垣のりこ氏の当選は驚愕した
簡単に反逆する武士の出身についてお話させていただきますと、生まれも育ちも宮城県でございまして、生粋の宮城県人なのでございます。
選挙に関しても、当然のことながら、宮城県の情勢に関しては詳しくなります。
今回の参院選2019においては、愛知治郎氏(自民党の参院議員)が石垣のりこ氏(FM仙台のアナウンサー)に敗北しました。
数値的な裏付けがないため、宮城県人的な感覚のお話をさせていただければと存じます。
石垣のりこ氏の当選は、日本政治に革命が起きたのかというくらい衝撃でした。
なぜそう感じたのかと申しますと、宮城県において参院選で自民党と言えば「愛知治郎」というくらい知名度は抜群で、いわゆる地盤、看板、カバンが揃い、親が政治家というサラブレッドである政治エリートが落選したからです。
FM仙台のアナウンサーとは言え、あまり知名度もなく、政治経験もない石垣のりこ氏が当選するとは全く想定外でした。
石垣のりこ氏474,914票、愛知治郎氏464,972票という大接戦の末の勝利と言えます。
近年稀にみる接戦であり、報道においても当確がでないため、SNS上でも石垣氏への応援で溢れていました。
消費税廃止という政策が勝利要因と思われる
では、なぜ石垣のりこ氏が当選できたのでしょうか。
様々な要因はあるかと存じますが、消費増税を控えていた時期において「消費税廃止」を堂々と主張していたからなのではと愚考します。
選挙戦を有利に戦うため、わかりやすい論点が必要であり、消費税という子供でも支払っている税金を無くすというのは支持を集めやすかったと思います。
愛知治郎氏に勝つというのは本当に厳しいことですし、事前の評判では、不利という報道もございました。
他の立憲民主党の候補よりも抜きんでたところは何かと言えば「消費税廃止」を訴えていたことなので「消費税廃止」こそが勝利要因だと判断させていただきました。
※この点について批判などございましたらコメントをお願い致します。
ここで唐突な宣伝をさせていただきたいと思います。
私が出版した『消費税廃止への進撃』が2019年9月末に大規模リニューアルします。
本書は、影法師様にレビューを書いていただきました。
誠に嬉しく思います。
以下においてご紹介します。
消費税の問題点をコンパクトにまとめたお薦めの一冊
引用元:『消費税廃止への進撃』 のAmazonレビューより
廣宮孝信氏、三橋貴明氏などの経世済民思想の流れを汲む力作本。
経済初心者にもわかりやすく、そして、日本の為に、という著者のuematu tubasa氏の想いが文章のあちこちに溢れています。
消費税問題、財政問題について、要点を外すことなくコンパクトにまとめられていて、非常に読みやすい。
消費税「廃止」まで踏み込まれている点が、本書の肝。
そうなんです。消費税廃止で日本経済は復活します。
この一冊で、日本の御用経済学者を差し置いて、読者自身が最先端のエコノミストになることが可能です。
ちなみに、本のタイトルで消費税廃止と銘打ち、Kindle出版されている本となると私が出版した 『消費税廃止への進撃』 以外存在しません。
以上、宣伝でした(笑)
本題に戻りたいと思います。
上記の簡単な分析で、ご理解いただけると思います。
消費税廃止が選挙で勝てるほどの威力を発揮するパワーワードであり、これから新党を結成する政党にとって第一に掲げる政権公約であるべきなのだと。
反緊縮派の国土強靭化とか、ILC(国際リニアコライダー)、MMT(現代貨幣理論)に基づく政府支出増は、その意義は素晴らしいと思いますが、いかんせん難し過ぎです。
その点、消費税廃止は簡単で理解しやすいのです。
なぜならば、レシートに消費税が記載されているため日常的に目にしているからです。
経済学に全く関心がない層に対してアプローチできたから勝てたのです。
令和の政策ピボットをすぐにでも政党化しよう!
進撃の庶民というポータルサイトにお越しの皆様の中には「令和の政策ピボット」に賛同してらっしゃる方々や反緊縮だけど「れいわ新選組」は支持できないという方も多いのではないでしょうか。
あくまでも反逆する武士の個人的見解とさせていただきますが(他のブロガー様にも様々なご意見があるでしょう)令和の政策ピボットを一刻も早く政党化して、地道な周知活動をするように働かきかけていきたいと思います。
理由を2点申し上げます。
1つ目の理由は「衆院選が近いかもしれないから」2つ目の理由は「議席獲得のためには準備時間と政策浸透時間が必要だから」となります。
1つ目の理由について説明します。
産経ニュースの報道によりますと、政治的な日程などを考慮すると2019年末に衆院選に踏み切る可能性があります。
そのときに「令和の政策ピボット」が政党化できていないため、候補者を送れないとなると「れいわ新選組」に反緊縮政党として主導権を握られてしまいます。
そして、れいわ新選組だけでは自民党へ決定的な打撃を与えることはできないでしょう。
れいわ新選組が左側の政党だから投票しないという自民党支持者が多くいるからです。
「令和の政策ピボット」の政党と「れいわ新選組」の左右の反緊縮政党で、自民党政権に打撃を与えなければ、時間的にも取り返しのつかないことになるかもしれません。
消費増税が決定的であり、その影響を受け、日本が経済小国に成り果てる可能性が高まります。
2つ目の理由について説明します。
政権獲得のためには、準備時間と政策浸透時間が必要です。
おそらく「令和の政策ピボット」は「れいわ新選組」のようにトップダウンで物事を決めることができるような政党にはならないでしょう。
※嬉しいことですが、有力者がめちゃくちゃ多いからです。
したがって、党首は誰にするのか、政党名はどうするのか、組織体制はどうするのか、政権公約はどうするのか、候補者はどうするのかなどをしっかりと議論して決めねばなりません。
そのためには少なくとも政党化して、資金集めをして、専用掲示板などを開設して、議論を進めるということは最低限やらねばならず、それには最短で2か月は必要でしょう。
そして、政権公約や政策集などを決めたら、それらを日本国民に周知する必要があります。
まさか「ネット見ろ!三橋貴明や進撃の庶民で検索しろ!」などと言えるはずありません。
私は地道な演説を駅前で行い、政策パンフレットを配る、入党案内を作成してボランティアを募り、手渡しするというアナログなことを積極的にやるべきだと思います。
れいわ新選組が唯一手抜かりだったと思うのはそのようなアナログなところがSNSにくらべて不十分だったことです。
それにも時間は必要でしょう。
もし本当に「令和の政策ピボット」が政党化するのであれば、下働きでもなんでもしますし、三橋貴明に直談判できるなら、有給休暇を取得する覚悟です。
総括:日本政治を三国志状態にしよう
三国志で例えるならば、自民党が曹魏、れいわ新選組が孫呉なのです。
今、れいわ新選組は赤壁の戦いにようやく勝利したという段階であり、未だ自民党は勢力を保ったままなのです。
私は「令和の政策ピボット」こそが蜀漢になるべきであり、れいわ新選組と一時的には協力して、左右の反緊縮政党による挟撃を仕掛けるべきだと思います。
自民党内部の右側で反緊縮だけど「れいわ新選組」が嫌い過ぎるから自民党に投票するという有権者を奪うことで、自民党の弱体化を狙えるでしょう。
私は諸葛亮孔明にはなれませんが、一兵卒として下働きする覚悟です。
様々なご意見はあるかと存じますが、反緊縮、反グローバルで、どちらかと言えば右側の方々には是非とも「令和の政策ピボット」の政党化を働きかけていただきたいと思います。
追記:私個人は青年部長とかには立候補してもいいかなと思ってます。
気が早いですね(笑)
本日は以上です。
コメントいただければ幸いに存じます。
こういう記事、大好きですヽ(=´▽`=)ノワッショイ
私のスタンスでは、わりと「悲観的」になっちゃうのですよね。記事が……(汗)おそらく、性格の問題です(笑)
どのような解釈が、現実としてありうるか。大いにいろいろな解釈が出てきてほしいところです。
1つの解釈として、非常に「興味深い!」となりました。
追伸
記事の完成度としても、非常に高いものだと思います。
あと、管理人としては木曜日の寄稿、大変ありがたく存じますm(_ _)m
じつは「れいわ新選組とイノベーター理論」みたいな記事を現在、書いています。3ヶ月で得票率2%超えは、理論的に判断すると「かなりすごいこと」だったりします。
むしろ私が寄せた稿は「期待が先行しすぎて、落胆が激しかった」のかも知れません(汗) と、やや反省(汗)
大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。
コメントいただき、誠に光栄に存じます。
>>記事の完成度としても、非常に高いものだと思います。
>>あと、管理人としては木曜日の寄稿、大変ありがたく存じますm(_ _)m
いえいえm(_ _)m
毎週はかなり難しいのですが、木曜日という隙間を利用して、寄稿できればと思います。
>>むしろ私が寄せた稿は「期待が先行しすぎて、落胆が激しかった」のかも知れません(汗) と、やや反省(汗)
大変勉強になりました。
シビアな分析も必要ですので、スタンスは変えずに貫いていただければと思います。
以上、よろしくお願い致します。
豊田市で3店のレストランを経営する・・・自称・チャーリーと申します。私も当ブログ主様とおなじように「令和政策ピボット」が政党として旗揚げするのであればボランティアとして働く決意があります。私の曽祖父須賀鎌五郎は、三河の田舎者でしたが、50歳になった時「人生の後半は天下国家の為に使う」と言い残して上京。自由民権運動に加わりました。帝国憲法が実現したように・・・「令和の政策ピボット政権」が実現するよう力一杯協力します。どうか一日も早く令和政策ピボットの政党化を始動させてください。また、私と思いを同じくされる方、何がしかのコンタクトを取りたいという方がおられましたら、s-1943@va.starcat.ne.jpまでご連絡ください。
大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。
コメントいただき、誠にありがとうございます。
涙腺が緩むほどの感動に包まれました。
後ほどメールをお送りします。
以下、簡潔に要点だけ。
・既に水面下で動いてます。
・この記事は「令和の政策ピボット」の政党化運動の号砲として試しに書いたという側面が強いのです。
以上、よろしくお願い致します。
まさに私も思ってたことです。武士さん記事の執筆ありがとうございます。
三橋TVで「わざとファジーな存在にしてあるんで・・・」っておっしゃってたので、これなら衆院選もれいわかな~(経済担当の大西つねきさんかな~)と思ってましたが、三橋先生が立つならまったく話は変わってきます。
私も一兵卒でできることはしたいです!(気が早い!)
大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。
コメントいただきありがとうございます。
>>まさに私も思ってたことです。武士さん記事の執筆ありがとうございます。
大変嬉しく思います。
今後ともよろしくお願い致します。
>>三橋TVで「わざとファジーな存在にしてあるんで・・・」っておっしゃってたので、
どの放送回なのでしょうか。
ご迷惑でなければお教え願えませんでしょうか。
※忙し過ぎて、三橋TVを見れていません。恥ずかしい(/ω\)
>>私も一兵卒でできることはしたいです!(気が早い!)
お仲間ですね。(・ω・)ノ
ともに頑張りましょう(気が早い!)
以上、よろしくお願い致します。
返信ありがとうございます。
https://www.youtube.com/watch?v=NtvC5ottFRE&t=10s
三橋TV第114回【公開収録で出席者から質問を受けてみた】
の17分6秒より、ちょうど令和の政策ピボットの政党化について三橋先生が
答えられます。
気持ちは共有している、と締められているので可能性はゼロではなさそうです(^^)
私は進撃の庶民読者でありながら、山本太郎がどうしても支持できない者なので、私の立場に一定の理解を示してくれて嬉しいです。
候補者は消費税廃止を政策として前面に持ってこないし、自分より優先して二人立てるのはいいけど、その二人が乙武みたいな人だし(二人の人格は知らないし、差別するつもりはないけれど、障害者であることを武器にして選挙を戦おうなんて発想はろくなものじゃない)、そもそも放射脳の不敬者だし。
進撃でいくら勧められてもナイワーとしか思えませんでした。
令和の政策ピボットについて一つだけ願望を言わせてもらえば、党首は三橋氏になって欲しくないです。
三橋氏は物凄く有能で、信じられないほどの仕事量ですし、政策面についても山本氏や玉木氏を支持するなどの一部をのぞけば完全に支持できます。
しかし、人格面、特に女性関係での過去の傷が大きいです。
党首になってしまえば、ソコが致命的な弱点になってしまいます。
コメントいただき、誠にありがとうございます。
>>私は進撃の庶民読者でありながら、山本太郎がどうしても支持できない者なので、私の立場に一定の理解を示してくれて嬉しいです。
やはりそういった方もいらっしゃいますよね。
私も宮城県人ですし、尊皇派なので、福島の風評被害を拡散した罪と、上皇陛下(その当時は天皇陛下)に手紙を渡したことは許せないと思ってます。
※公的な謝罪があれば、話はまた変わってきます。
>>令和の政策ピボットについて一つだけ願望を言わせてもらえば、党首は三橋氏になって欲しくないです。
>>しかし、人格面、特に女性関係での過去の傷が大きいです。
>>党首になってしまえば、ソコが致命的な弱点になってしまいます。
そういった意見もかなり説得力があります。
女性票が逃げます。
三橋貴明氏以外の方に党首になっていただいて、
三橋貴明氏にはバックアップに回っていただくのも一つの案なのではないかと思います。
以上、今後ともよろしくお願い致します。
ご返信ありがとうございます。
私としては、少なくともひとつくらいは反論があるかと思っていましたが、穏便に済ましていただき、誠に恐縮です。
今後とも(もしよければ)よろしくお願いいたします。