とにかく選挙に行け。投票に行け。

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安倍政権は消費税10%への増税を、延期や凍結に言及することなく、今回の選挙戦に突入した。普通に考えるならば、少なくとも延期を匂わせるような発言でもありそうなものだが、それすらなかった。

よくよく野党各党はナメられたものである。

考えてみれば、圧等的な数の差がある政権与党と野党とが、いくら政策論争を重ねたところで、政権側が数の力に物を言わせ、恥知らずにも、野党側の質問に真摯に答えず、ただ時間を浪費するだけの答弁を繰り返す状況で、しかも、それを糺すべきTVメディアが政権の顔色を窺っている有様では、国民の多くはそういった状況を知る事は出来ない。

そして、ただ、野党はだらしない。という空気が蔓延するという事になる。

そこに誕生したのが山本太郎氏が立ち上げた「れいわ新選組」である。

山本太郎氏は、数の差が圧倒的に違う弱小野党側が、この法案を通せば、後々国民にとって途轍もなく大きな災いを残すと本気で考えるならば、後は体を張るしかない、と言い切った。

彼のこのような姿勢とその本気度は、昨年12月末に採決されてしまった入管法改正の場で証明された。

彼は政権与党議員のヤジや罵声が飛び交う中、政権与党、そしてお行儀のよい反対しかしない野党の議員連中に抗議の姿勢を見せるため、牛歩を行い、粘り続け、そして、最後に採決を求められるその壇上において、「この法案を認める者は保守と名乗るな、保身と名乗れ」と叫んだのだ。

彼の立ち上げた「れいわ新選組」は、消費税の廃止、奨学金の徳政令、政府が補償する形での最低賃金1500円、入管法改正を始めとするトンデモ法の見直し、一次産業の戸別所得補償など公約に掲げ、その財源も、税の取り方の改革、そして新規国債の発行といった形で示して見せた。

これらの政策は、消費税の廃止にせよ、奨学金の徳政令にせよ、最低賃金1500円にせよ、今まさに家族を作り、子供を育てていくべき年齢層を助ける。今、日本は少子化が叫ばれており、子供を増やす政策はまさに急を要する。さらに一次産業個別保障や最低賃金1500円などの施策は、東京など都市圏への若者の流入を抑え、生まれ育った場所で豊かに暮らしてゆけるという未来像を描いて見せる。 それは彼らだけの利益になるものではない。それらの施策によって各地方が活性化すれば、まもなく来ると言われている首都圏直下、南海トラフといった大震災によって壊滅的被害を負った都市圏にとって、各地方がそのバックアップとなりうるのだ。

今の安倍政権には、そういった日本の将来像を見据えた姿勢はまったく見えず、ただ「今だけ、金だけ、自分だけ」の政策に邁進している。

TVメディアはもはやどうしようもないが、ネットの保守系チャンネル、その中でまだマシだと考えられるものでも、自民党の若手が勉強し気付いてくれれば数年後には変わる、などと寝言を吐いている。

彼らには、今のまま時間が過ぎてゆけば、5年後、さらには10年後、日本が一体どういう有様になっているのか、その若手とやらが勉強し気付く、その5年間、10年間の間に、どれだけ日本の社会が壊され、どれだけ日本の国民が貧困に叩き落とされるかということを想像する優しさがない。

今、やるべきことをやらない者は、将来やるべき時もいろいろ言い訳をして、きっとやらないものだ。

「保守」だのなんだの、その界隈に群れる奴らは、山本太郎は国防意識が希薄だからだの、原子力政策がどサヨク的だからだの、沖縄を中国にやっちゃいそうだからだの(これは某チャンネルで某経済評論家がのたまった)、いろいろな能書きを垂れてはいるが、その実、自分達が影響力を行使できる自民党の若手が力をつける時間を稼ごうとしているようにしか見えない。 いいかげんにしろ。と言いたい。

れいわ新選組の政策は、食糧の自給率を引き上げ、震災大国である日本の都市圏をバックアップするに足る地方を作り、少子化であえぐ日本に明るい将来像を提示し、それらの政策とともに税制の改正によって日本の国力を支える中小零細企業を助ける。

これこそが安全保障というものの基礎の基礎であり、9条がどうだの、軍事力がどうだの、自衛隊組織を軍隊にする、などという議論は、その基礎がきちんと出来てから行うべきモノなのだ。

確かにれいわ新選組は、今回全員当選したとしても、たったの10人、なにが政策だ、と思うかもしれない。

だが、昨年の12月末、あの悪夢のような入管法改正の採決の場で見せた山本太郎氏のあの姿、あのガチンコの、あの体を張った姿が、今度は10人になるのだ。 どう考えても、政治の場に緊張感がみなぎるに違いない。

腰抜けのTVメディアがいくら忖度して彼らをスルーしようとも、10人もの国会議員の行動をさすがに完全無視できるはずもない。それをすれば、ますますTVメディアは国民からの信頼を失ってゆくだろう。

自分の希望する国家の在り方とはなにか。

自分の子、孫、そして子孫が生きてゆく国の在り方とはなにか。

その在り方は、今の政権、そして既存野党の政治で、どのようになっているのか。

保守だののたまう奴らも、リベラルだののたまう奴らも、今一度考えてみて欲しい。

今の政治に必要なのは、カチンコでケンカし、必要な事には体を張れる政治勢力。政治に緊張感をもたらす勢力。

それによって、今議論されている政策が一体どのようなもので、どのようなメリット、デメリットがあるかを白日の下に晒すことが出来る勢力。

それは、山本太郎、れいわ新選組しかない。

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