積極財政

政治・時事

積極財政は、多くの問題解決の扉を開く

日本は数多くの問題を抱えており、それぞれ解決が図られています。しかし政府が支出をしぶるため、なかなか成果が出ません。積極財政~経済成長は問題解決への共通の手段、中間目標となるものです。思想の違いはさておき、多くの人々が一致して訴えることで実現への道が開きます。 日本には問題が山積み 我が国は現在、様々な問題を抱えていま...
政治・時事

ウクライナ侵攻と国防への積極財政

ロシアによるウクライナ侵攻で、我が国の国防・安全保障問題が改めて注目されています。核兵器、憲法9条、防衛費などをめぐって議論百出。ウクライナのような目に遭わぬため日本はどうすべきか? 積極財政の立場から考えてみたいと思います。 ウクライナ侵攻で明らかになったこと ロシアによるウクライナ侵攻でいくつかのことが改めて明らか...
政治・時事

安倍政権の実績と自民党積極財政への道

安倍晋三元総理が藤井聡教授とテレビ番組で対談。自身の政権での経済政策の実績と反省点、そして財政政策の今後について語りました。本稿では積極財政推進の観点から、その発言内容を検証してみます。 安倍元総理、藤井聡教授と対談 安倍元総理が、テレビ番組で藤井聡教授と対談しました。テーマは主に経済と防衛。散々に批判された相手との対...
経済

デーヴィッド・アトキンソン氏のプライマリーバランス黒字化凍結論を評す

デーヴィッド・アトキンソン氏が「東洋経済」誌上で、プライマリーバランス黒字化の凍結と財政出動を求める論説を出しています。積極財政派・経世済民派にとって強い味方登場!とも言えますが、物足りぬ部分もあり。良い点を紹介しつつ、足りない点を評してみたいと思います。 評価すべき点 政府による投資が足りないと指摘 日本経済と賃金の...
経済

積極財政(財政出動/政府支出増)で、働く庶民は豊かになるか?

積極財政(財政出動/政府支出増)で国民は本当に豊かになるのか?一般国民、働く庶民の賃金所得は増えるのか? 今回はこの疑問について考えてみたいと思います。 企業は人件費と設備投資をカットして株主への配当を増やした 積極財政(財政出動/政府支出増)で国民は本当に豊かになるのか?一般国民、働く庶民の賃金所得は増えるのか? そ...
政治・時事

自民党総裁選~岸田・河野・高市、3候補の経済政策

いよいよ自民党総裁選が始まります。岸田文雄氏、河野太郎氏、高市早苗氏、3候補ともコロナ禍における財政出動は良しとしているようですが、その後の経済政策には大きな違いがあります。それぞれどのような問題点があるのか、考えてみたいと思います。 岸田文雄氏の経済政策 主な政策 自民党総裁選にいち早く出馬表明した岸田氏。その経済政...
政治・時事

日本維新の会の「維新八策2021」、内容と問題点をカンタン解説

日本維新の会が衆院選に向けた政策提言「維新八策 2021」を発表しました。衆院選公約の土台と見られますが、スゴい内容です。消費税減税、積極財政、ベーシックインカムなどを挙げているものの、その実体は新自由主義・構造改革路線の加速。次期衆院選で維新が躍進すれば、我が国の経済はさらに低迷、国柄も危うくなります。 「維新八策 ...
政治・時事

自民党総裁選! 高市早苗氏と積極財政

前総務大臣の高市早苗氏が、プライマリーバランス規律の凍結と危機管理投資・成長投資の積極財政を掲げて、自民党総裁選への立候補を表明しました。積極財政派の間でも、高市氏に期待する声もあれば、安倍政権の二の舞になるのでは、と冷めた目もあります。果たして高市氏の立候補、どのように見ればいいのでしょうか? 高市早苗氏、自民党総裁...
政治・時事

日本第一党は積極財政!~衆院選でれいわ新選組に続け!

桜井誠氏を党首とする日本第一党が、超積極財政・消費税ゼロ公約を掲げて衆院選に出るようです。同党から国会議員が誕生すれば、れいわ新選組と共に左右から反緊縮・積極財政を政府・与党に突きつけることができます。また、グローバル化の弊害に歯止めをかける意味でも、「日本第一」を掲げる政党の躍進は望ましいことです。 日本第一党とは ...
政治・時事

生活保護は「恥」ではあるが、恥じるべきは誰なのか?

「生活保護を受けるのは恥ずかしい」という感覚を持つ人は多いですが、正当に受給する限り、「恥」ではありません。恥ずべきは、貧困者が増える状況を放置し、さらに扶養照会制度も害あるものにしてしまう政府であり、それを許してしまっている我々国民です。 「生活保護=恥」の底にあるもの 「生活保護は恥ずかしい」「生活保護は申し訳ない...
政治・時事

安倍政権終焉と「反緊縮/経世済民」派の進む道

反緊縮/経世済民派に期待されて誕生した安倍政権が遂に終わります。 期待と裏腹に終わった8年弱を経て、私たちはどうするのか。改めて考えてみたいと思います。 希望だった安倍政権 安倍総理、辞任。8年弱の連続在任日数第1位の記録と共に、安倍政権は終了。 熾烈な総裁選を経て平成24年(2012)12月、安倍政権が誕生した時には...
生活・社会・料理

コロナ禍の“家事分担”で夫婦が“分断”?|必要なのは「感謝」と「積極財政」

コロナ禍の我が国では、「家事分担」が夫婦を分断しつつあるようです。「国の借金こわい」の呪いを解き、積極財政に転じることで、この分断を緩和~解決できます。良妻賢母~専業主婦を希望することも可能になります。
思想

大西つねき氏動画から考える~ 日本の死生観と「高齢者をいつまで生きさせるか/命の選別」問題

「死生観」「高齢者をどこまで長生きさせるか」「命の選別」という問題について、積極財政と天皇への忠義という観点から考えてみます。歴代天皇の願い「衆生済度」をかなえるには積極財政への転換こそが重要であり、それがかなえば「命の選別」問題も解消に向かいます。
思想

「天皇の国」の国防観・安全保障観を考えよう|『大義』第九章から

尖閣から帰るいしがき posted by (C)西表カイネコ 武漢コロナ禍の中、チャイナ(中国)による尖閣諸島付近の領海侵犯、挑発行為が毎日のように続いています。 積極財政(公共投資・研究開発投資)によって経済発展を遂げ、世界に覇を唱えようとするたチャイナ。衰えつつあると言えども、それに立ちはだかろうとするアメリカ。そ...
思想

杉本五郎中佐遺著『大義』|解説 第2章『道徳』教育勅語の精神

越智通兄筆 橘曙覧(タチバナノアケミ)肖像画『大義』では橘曙覧の短歌が多く紹介されています。 戦前日本のベストセラー『大義』(杉本五郎著)の解説連載第3回です。今回は第2章「道徳」です。現代語での大意を示したうえで、私なりの解釈・解説を行います。原文はこちらの「大義研究会」のサイトでご覧ください。 第二章 「道徳」の大...