民主主義

政治・時事

ナショナリズムはグローバリズムの害を超えられるか

グローバリズムの弊害が露わになり、その対抗馬であるナショナリズムが見直されています。我が国において、ナショナリズムによるグローバリズム克服は可能でしょうか。わかりやすく考えてみます。 ナショナリズムとグローバリズム グローバリズムの行き過ぎ、弊害が露わになると共に、ナショナリズムに注目が集まっています。 それぞれの定義...
政治・時事

民主主義は機能していない?|必要なのは、「民の親」による政治・言論活動です

大企業やグローバル投資家のための政策ばかりが行なわれる一方、国民は自助を強いられ、生活は毀損されるばかり。民主主義が機能していない、オワコンだという声があります。しかし、民主主義が大衆政治である限りは機能しようがないのです。国民自らが、民の「親」「主」として政治・言論活動に努めること。それが我が国で民主主義を機能させる...
政治・時事

トランプ派の言論弾圧で分断はさらに進む

トランプ前米大統領とその支持派・保守系アカウントに対するSNS凍結~規制など、情報大手私企業(ビッグテック)による言論弾圧が続いています。トランプ派の「悪魔」化です。これにより、トランプ派は退潮し健全な民主主義が回復されると期待する向きがありますが、実際は逆。ネットの自由が壊されて、社会の分断は増すでしょう。 「トラン...
思想

杉本五郎中佐遺著『大義』|解説 第七章『生活原則』天皇と全体主義と中間団体 

反ナチ運動家の牧師、マルティン・ニーメラー 戦前日本のベストセラー『大義』(杉本五郎著)の解説連載第9回です。 今回は第七章「生活原則」です。現代語での大意を示したうえで、これを現代に生かすべく、私なりの解釈・解説を行います。原文はこちらの「大義研究会」のサイトでご覧ください。 第七章「生活原則」の大意 君民一如は、永...