小説・漫画・書評

歴史

アイドル新党なでしこ! 8

上記のリンク先の通り、拙著『アイドル新党なでしこ! 8』(キンドル版)が5月28日にリリースされました。普段の「進撃の庶民」に掲載の画像と比べ、原稿はオリジナルな高解像度での表示となるため、画質の違いなどもお楽しみいただければと思います。紙版についてはAmazon側の反映待ちな状態でして、恐らく6月9日頃には商品ページ...
政治・時事

アイドル新党なでしこ! 第58話 核保有税

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  最終回まであと8話くらいというこのタイミングで、首相補佐官(内閣総理大臣補佐官)の新キャラが今回登場しました。実際は他にまだ4人ほど首相補佐官がいますし、秘書官もいつもの2人以外に、秘書軍団と呼んでいいくらいの規模で、総理大臣の周りは常にチームプレーで動いています。キャラ数を搾ったま...
政治・時事

アイドル新党なでしこ! 第57話 安全保障上の問題

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  エピソード中盤の貿易依存度の比率ですが、一応、実際の2011年の実績に基づいた数値を設定しています。ただ、作中では「異次元の財政拡大」が行われたことになっているため、強い内需の復活ということで、日本の貿易依存度はもう少し低くなっていたかもしれません。 今回の「制裁」に関する内容は、右...
政治・時事

アイドル新党なでしこ! 第56話 中央省庁再編

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  前回に引き続き、これほどのページ数を費やして再び「単記移譲式」を取り扱う予定はなかったのですが、シナリオを書いていく内に結構なボリュームとなってしまいました。とはいえ、実際に導入された際の様子なんかも描写できましたし、結果的にはよかったかなと思っています。現在の「小選挙区か大選挙区か...
小説・漫画・書評

アイドル新党なでしこ! 第55話 理想の選挙制度

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  冒頭のビートルズのくだりですが、本作の登場キャラにはモデルとなる政治家や言論人が何人かおりまして、彼らの実際の発言や言いそうなことを、作中のセリフに加工して使用するケースがよくあります。ただ、全キャラを実在する人物に寄せすぎると、「オリジナルキャラクターを創作できないのか」というマイ...
小説・漫画・書評

アイドル新党なでしこ! 第54話 宣伝戦

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  今回のように、扉絵がカラーの回が過去にも定期的にあったかと思うのですが、お察しの通り、それはそのまま単行本化した際の表紙として流用されることになります。高橋凛香と相原くるみのペアは、次の第8巻の表紙になる予定です。第9巻を最終巻とし、一応、全66話で完結するよう、ゴールを考えながら作...
小説・漫画・書評

アイドル新党なでしこ! 第53話 空母打撃群

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  最終ページの最後、ノリと勢いで「エビフリャー!」とか入れたかったのですが、名古屋の人に怒られそうなので自重しました(笑)。前回予告しました通り、今回はずっと美齢がしゃべりっ放しの「美齢回」となっています。次回の前半部分は少しだけ、久しぶりに歴史認識問題がテーマになりそうな気配です。 ...
小説・漫画・書評

アイドル新党なでしこ! 第52話 政経女子会

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  作中に掲載のグラフ「結婚相手の条件として「重視する」と答えた割合」は、国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査」、「世界の基礎的財政収支赤字国の割合」は、IMF「World Economic Outlook Database」より作成しております。いつものように、201...
小説・漫画・書評

書評『軍神杉本中佐』(山岡荘八著)|「君たちは日本の真の偉大さを知っているか?」

『軍神杉本中佐』 「君たちは日本の真の偉大さを知っているか?」 A:世界最古の王朝たる皇室をいただいている! B:明治維新を経て、西洋列強と肩を並べ、アジア独立解放の先駆けとなった! C:敗戦後の荒廃・混乱を克服し、奇蹟的な経済成長を実現、世界にも類のない豊かで安全な国になった! D:和歌・俳句・能・歌舞伎など古来から...
小説・漫画・書評

アイドル新党なでしこ! 7

上記のリンク先の通り、拙著『アイドル新党なでしこ! 7』(キンドル版)が10月9日にリリースされました。いつもの「進撃の庶民」に掲載の画像と比べ、原稿はオリジナルな高解像度での表示となるため、画質の違いなどもお楽しみいただければと思います。紙版についてはAmazon側の反映待ちな状態でして、恐らく10月17日頃には商品...
思想

日本の没落-著:中野剛志の書評-受け入れるべき運命は文化の没落

だいぶ前に読んだ、中野剛志さんの著作「日本の没落」をレビューします。  日本の没落は、シュペングラーの「西洋の没落」の研究本です。西洋の没落は、奇書と言われます。また預言書とも言われます。 なぜ奇書を、中野剛志さんは真面目に研究したのか?  書評の中には「シュペングラーの奇書を解説するなんて、レベルが落ちた」という、辛...
小説・漫画・書評

ラドヤード・キプリングの海山物語 「ジョーンズ青年の寓話」その3|撃たれた黒ウサギ

『海山物語』 (ラドヤード・キプリング著 マクミラン発行 1923年初版 1951年再編集版) 底本 Land and Sea Tales for Scouts and Guides by Rudyard Kipling MACMILLAN AND CO.,LIMITED 1951 (First Edition Nov...
政治・時事

日本共産党が、消費税廃止と皇統護持を掲げる保守政党となったら?適菜収の政権奪取の予言が当たるかも知れない!

実は、私は数年前ですが、自分のブログに適菜収さん率いる共産党が安倍政権を倒すという(お笑い)政治小説『真の保守政党、誕生へ』を書いた事があります。偶然とは言え、本著「日本共産党政権奪取の条件」の出版に非常に驚いた次第です。また、れいわ新選組の山本太郎さんが、共産党と消費税廃止を目指して共闘するとの報道を見ましたが、大い...
政治・時事

適菜収と山本太郎が手を組んで日本共産党の党首になったら?安倍政権を倒すかも知れない!

山本太郎さんが消費税廃止を目指して手を組むとの報道で話題の日本共産党ですが、私は数年前ですが、自分のブログに適菜収さんが共産党の党首になって政権を奪取するという(お笑い)政治小説を書いた事があります。偶然とは言え、本著「日本共産党政権奪取の条件」の出版には非常に驚いた次第ですが、時代がフィクションに追付いてしまった感も...
政治・時事

消費税10%の増税で苦境に陥る令和日本に、もしも三島由紀夫が生きていたら、我々は、どうなっていただろうか?

令和元年10月1日に安倍総理は消費税を10%に増税し、令和元年の日本は大きな苦境に陥るでしょう。絶望ばかりの現代日本ですが、こんな時には、もしも・・・が、・・・だったら?という思考実験が、何かの役に立つかも知れません。私は数年前、三島由紀夫が自決せず生き続けていたら日本はどうなったか?というテーマで、政治小説『三島由紀...