うずら

政治・時事

令和時代を輝かせるために必要なのは、経済観念の変化に尽きる

緊縮主義者や構造改悪主義者という種族は、自分たちの主張を押し通すためなら、平気で歴史や史実をある特定の時点で都合よく切り取ったり、事実を捏造、あるいは歪曲したりします。 『新型コロナによる経済損失を「スペイン風邪」の歴史から考える』 (加谷珪一 経済評論家、元日経BP記者) 「スペイン風邪は1918年から20年にかけて...
政治・時事

コロナ経済対策費をケチる自粛厨の気の緩み

政府は、今月14日に新型コロナウイルスによる緊急事態宣言を39の県で解除すると発表しました。 これを受けて13の府県で学校再開を前倒しするなど、有害無益でしかなかった“自粛ごっこ”に見切りをつける動きが出始めています。 政府や各自治体、マスコミのほか、巷の自粛厨の連中は、「都心の人出が増えた」、「根拠のない自信から来る...
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ネット貴族の言葉遊びは時間の無駄

最近の日銀って本当に存在感がありませんよね。 まぁ、ここ数年、大した実績も上げられず、金融政策決定会合のニュースが大きく報じられることもなくなりました。 消費増税→新型コロナショックと需要を大減退させる惨事が立て続けに襲来し、実体経済は“深刻な実需不足”に悩まされていますが、日銀の金融政策は、需要創出に直接的な影響を与...
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休業補償と現金給付は両立できる~給付金嫌悪症のバカバカしさ

『経産省が返済不要の給付金支給へ。緊急経済対策で個人事業主に100万円、中小企業に200万円』 「経済産業省は13日、新型コロナウイルス感染症で売上などに影響を受けた事業者に対し給付金を支払う支援策について公開した。 これは感染症拡大によってとくに大きな影響を受けた事業者に対し、事業の継続を下支えし、再起の糧とするため...
政治・時事

給付金を欲しがる国民の本音

我が国の政府・国会・官僚の連中って、本当にバカ揃いで困ったものです。 新型コロナ危機への経済対策はまさに右往左往、二転三転し、その挙句、国民の期待を大幅に下回る内容に着地しそうです。 年収7万5000ドル(約825万円)以下の国民全員に大人1200ドル/人、子供500ドル/人の直接給付を即断したアメリカ政府の賢明さが心...
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負けに不思議の負けなし

“勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし” これは、先日お亡くなりになった元プロ野球選手で南海・ヤクルト・阪神・楽天の監督を歴任された昭和の大打者・平成の名監督である野村克也氏の座右の銘として有名な言葉ですよね。 元々は、江戸時代の肥前国第9代平戸藩主 松浦清の言葉だそうで、彼が家督を息子に譲った後に松浦静山の...
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増税緊縮カルトの経済に関する誤解

積極財政論を支持する皆さん、増税緊縮派を説得するのは時間の無駄ですよ。 新興宗教や破壊的カルト集団まがいのカルト教団にマインドコントロールされ、他人の意見に耳を傾けようとせず現実逃避しかできない連中相手に、どれほど理を説いても、彼らの思想や行動を変えることはできません。 餓鬼は餓鬼のまま、ゾンビはゾンビのままで、決して...
政治・時事

通貨発行権に限界はない

先々週、次回の進撃コラムに何を書こうかとネットを検索した際に、ダイアモンド・オンラインの記事に、ニューカッスル大学教授 ビル・ミッチェル氏のインタビュー記事が掲載されていました。 『MMT名付け親の経済学者が断言「財政政策中心の新時代が幕開けた」』 記事の紹介文に「主流派のマクロ経済政策が機能せず、信頼しない人が増えた...
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「賢者は現実を直視し、愚者は感情論に溺れる」

私は仕事柄、たくさんの経営者とお会いします。 一口に経営者といっても、事業の規模や職歴・学歴、性格など千差万別で、その中から、ビジネスに共通する成功のヒントを挙げるのはとても難しいのですが、失敗しがちな人の特徴は即座に挙げることができます。(他人の粗探しは、それだけ簡単ということですが…) ①失敗や敗北という現実(事実...
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極論を恐れるな!

この進撃の庶民サイトは、『経世済民』を目指す論者の投稿で成り立っており、私も隔週日曜日のコラムを担当させていただいております。 言うまでもなく『経世済民』とは、「世をおさめ、民を救う」の意であり、投稿者の皆さんは、「民を救う(日本国民を経済的困窮から救う)」ことを目的とし、それを実現する手段として「積極財政・反グローバ...
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バラマキ型給付金への反対論って、この程度ですか??

“貨幣は負債”という心の病に罹ると、政府がお金を使うが嫌になるみたいですね。 「貨幣は負債に決まっている!(って、有名な●●先生も言ってたしな…)」 ↓ 「貨幣は国家や政府の負債だろ? じゃあ、負債をやたらと増やすのはやっぱり怖いよね」 ↓ 「デフレ脱却には給付金(ベーシックインカム)もアリっちゃアリなんだけど、お金(...
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お金の価値は労働によって担保され、労働はお金によって駆動する〜口先だけの労働本位制を斬る〜

普段の仕事で何気なく使っているクリップや付箋、家で洗濯物を干すときに使う洗濯バサミ、昼休みに買った弁当についている割り箸。 昭和や平成初期には、それなりの値段がしたものですが、いまや、どれも100均で気軽に買えるアイテムですよね。 ですが、私は時々考えます。 「原材料と道具を与えられたとして、果たして洗濯バサミを自分で...
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大河の主人公は、荻原重秀か高橋是清で

積極財政論のニュースが報じられ、財政政策を支持する論者の意見が徐々に拡がりを見せる中、緊縮バカどもも“イラつきMax”に達しているようだ。 『再来年のNHK大河ドラマに「松方正義」を推す理由』(アゴラ 有地 浩日本決済情報センター顧問元財務省大臣官房審議官) 「来年(2020年)のNHKの大河ドラマは明智光秀を主人公と...
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本当の積極財政元年はこれから

2019年12月29日 5:00 本当の積極財政元年はこれから テーマ:進撃の庶民投稿コラム 今年の経済論壇に新しい風を吹き込んでくれたのは、何といってもMMT理論(現代貨幣理論・現代金融理論)でしたよね。 MMTに対する私の立ち位置や意見については、この進撃の庶民コラムや自ブログですでに何度も述べてきましたが、改めて...
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消費税廃止の何処に問題があるの??

平成も終わり、新たな元号が始まったというのに、いまだに旧式の経済観念から抜け出せない(抜け出たがらない)連中が多い。 なにが“旧式”かと言うと、例えば、 「国債は国や国民の借金であり、いずれ増税で全額償還すべき」 「歳出・歳入は常に均衡させねばならない」 「歳出の財源はすべて税で賄われるべき」 「法人税や所得税の税率を...