山上徹也はおそらくたくさんいる。
――『山上容疑者「冷笑系ネトウヨ」だったことが判明「安倍批判が凶行を招いた」論者に返ってくるブーメラン』という記事を読んでの感想――
山上容疑者「冷笑系ネトウヨ」だったことが判明「安倍批判が凶行を招いた」論者に返ってくるブーメラン
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上記記事を見て思うことは、「ネット上にこういう人(山上風コメントのネット右翼)結構いたなあ・・」でした・・。
筆者もどちらかと言えば、安倍政権に対し批判的な口だったので、安倍批判のコメントを追っかけたり、もしくは自分でそういったコメントを投稿なりすれば、こういう冷笑系コメントは幾度となく見てきました。
それはつまり、あまりこういうことは言いたくはありませんが、ネット上に山上予備軍と捉えられかねない人物というのは、おそらくきっと、ごまんといるのだろうと思います・・。
そこには、その人のキャパシティーを大幅に超えるような献金をするような、そういう宗教団体を、政治が野放しにしてきたというつけもあるでしょうし・・、
安倍・小泉時代の緊縮・グローバリズム時代を経て、疲弊した日本社会が起こした凶行とも、言えるのではないかとも思います。
筆者は、殺人も暴力も認める気はないので、山上氏に同情すべき過去があったとしても、安倍氏の家族を不幸のどんぞこに落とす権利は山上氏には無いと考えるので、それはそれ、これはこれで、彼には日本の刑法でのできうる限りの重い罪状で、その罪を償ってほしいとは思います、が・・、
それと同時に、政治家や日本社会は、第2・第3の山上事件を生まない努力をすべきだと考えます。
それを生み出すのが、不公平を許さない公正な司法と、財政出動をはじめとする経世済民であると、信じています。
冷笑系ネトウヨだったことからすると、山上容疑者は安倍さんを心の拠り所にしていたのでしょうね。
それが、自分の苦境の元たる統一教会系の団体でスピーチをしていたのを見たのですから、そのショックは大きかったことでしょう。ファンだからこそ、最も兇悪なアンチになるといいますか。
ともあれ、何だか世論が「容疑者かわいそう」「安倍氏は自業自得」「統一教会をつぶす良いチャンス、容疑者グッジョブ!」的な方向に流れそうなのが心配です。
かつての五・一五事件、二・二六事件は、その前の血盟団事件などのテロに世論が寛容だったことから起こったとも言われます。令和の日本がその轍を踏まぬようにせねばなりません。
>かつての五・一五事件、二・二六事件は、その前の血盟団事件などのテロに世論が寛容だったことから起こったとも言われます。令和の日本がその轍を踏まぬようにせねばなりません。
そのとおりだと思いますね・・。
まあ、統一教会に対して徹底的にメスを入れるのは構わないですが、安倍総理は・・、
「本当の敵ではなかったが、仕方なく安倍を狙った」
・・仕方なく、殺したというのです、山上は・・。
安倍元総理は、仕方なく、殺されたのです・・。
第一目標でもなく、殺される理由が消去法的なものというのも・・、殺され方としてもなんとも死んでも死にきれない殺され方だったろうなあとは思いますね・・。
まあ、安倍元総理によっておこなわれた、2度にわたる増税によって、塗炭の苦しみを味わわせられた人々のことを思えば、あれほどの権勢を誇った人物としてはなんともあっけない幕切れだったなとは思いますが・・。
しかし、殺された人(安倍元総理)のことを思えば、できればできるだけ現行法における重い量刑を、山上氏には味わってほしいし、
この原因の一端を作った政治家と統一教会の関係、さらには統一教会の霊感商法についても、次代に禍根を残さないためにも徹底的に、調査してもらいたいですね・・。