小浜逸郎コロナ・デマの大罪!『小浜逸郎のコロナ論を見れば新自由主義というウイルスが如何に強力な疫病か解る』

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三橋メルマガの小浜逸郎さんのコラムが余りに酷いので苦言を呈したいと思いますが感染再拡大を招く原因は、この手の風説の流布が背景でしょう。本エントリーは、令和2年7月のコラムの転載ですが、基本的な事柄は当時と同じですので、記事を転載し、小浜氏に猛省を促します。

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 『小浜逸郎のコロナ論はナゼ放置してはならないのか?』

   三橋メルマガの寄稿者である小浜逸郎さんのコロナ論は、本当は、無視しようと思っていたのですが、余りに間違いが酷いのと、中野剛志さんとも対談し正しい知識に触れた上での風説の流布なので、もはや放置出来ません!ここで誰かが糾さないと、ウイルス感染を放置する安倍政権や小池都知事と同じなってしまします。小浜氏を徹底的に批判し猛省を促します!  

2020年6月25日【小浜逸郎】コロナ対策は壮大な失敗【小浜逸郎】コロナ対策は壮大な失敗

「新」経世済民新聞From小浜逸郎@評論家/国士舘大学客員教授5月25日に首都圏でも緊急事態宣言が解除されました。街には徐々に日常性が戻りつつあります。心なしか、人々の表情には明るさが見られます。本来、日本では、この「緊急事態宣言」なるものは必要のないものでした。…38news.jp

2020年5月28日【小浜逸郎】緊急事態宣言は不要だった【小浜逸郎】緊急事態宣言は不要だった

「新」経世済民新聞From小浜逸郎@評論家/国士舘大学客員教授5月25日に首都圏でも緊急事態宣言が解除されました。街には徐々に日常性が戻りつつあります。心なしか、人々の表情には明るさが見られます。本来、日本では、この「緊急事態宣言」なるものは必要のないものでした。…38news.jp

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『コロナ風邪論+コロナ全体主義という二重構造の虚構』

   小浜さんのコロナ論は、先ずはコロナ風邪論との間違いに始まり、それを受け入れない日本社会に対する憎悪へと変容したコロナ全体主義という虚構に拡張するという二層構造の論理展開を持ちます。最新のコラムを読むと、無策無為で感染を放置する安倍政権や小池都知事に対する批判など微塵も無く、日本人や日本社会に対する憎悪すら見られます。司馬遼太郎チックなネオリベ戦後保守への先祖帰りが、小浜氏の中で発症した疑義が濃厚です。  

2020年7月9日【小浜逸郎】コロナ全体主義をいつまで続ける気か【小浜逸郎】コロナ全体主義をいつまで続ける気か

「新」経世済民新聞From小浜逸郎@評論家/国士舘大学客員教授5月25日に首都圏でも緊急事態宣言が解除されました。街には徐々に日常性が戻りつつあります。心なしか、人々の表情には明るさが見られます。本来、日本では、この「緊急事態宣言」なるものは必要のないものでした。…38news.jp

(引用開始)欧米とアジア(日本だけでなく)とでは、死者数が2ケタ、3ケタ違います。この極端な違いは、生活習慣の違いや自粛の徹底などで説明できるものではなく、山中伸弥教授が「ファクターX」と呼んでいるように、何らかの疫学上の人種的相違、あるいはウイルスと接触した細胞との関係の変容によるものでしょう。そして自粛や外出規制が被害を少なくしたのではないことは窪田氏も指摘していますし、この事実はもはや常識となっています。(引用終わり)

 『小浜逸郎コロナ論で特に見逃せないコロナは風邪の「ファクターX」嘘の連鎖』

   小浜氏のコロナ風邪論ですが、この骨格には、ノーベル賞受賞者の山中教授が語った事で文言が一人歩きしている日本で「コロナ死が少ない原因」=「ファクターX」があります。これが小浜氏の中で醸造され虚構のオンパレードとなっているので、一項目ずつ撃破したいと存じます。思想の間違いの連鎖は、日本の長期停滞を招いた財政破綻論の嘘と同じ穴の狢です。  

 『コロナ風邪論の間違い1=アジア人は人種的にコロナに罹りにくい説は、豪NZを無視』

   人種的にアジア人はコロナに罹りにくいとのデータは、今のところ、どこにも有りません。二ヶ月も事実上のロックダウンをして約千人もお亡くなりになっているのですから、日本人もコロナで普通に死にます。しっかりロックダウンした結果、人口当たりの死者数が日本の半分の、オーストラリアとニュージーランド両国は、人種構成的には欧米諸国と同じです。行動制限を行えばコロナ死は少なく、コロナ封じに失敗すれば死人が出るだけです。  

上図はワールドメーター7月10日現在のデータを参照、人口当りの死者数は、豪NZ共に日本の半数となっている。  

 『コロナ風邪論の間違い2=アジアで弱毒性のコロナが流行して免疫が出来たとの説は、武漢4500人の死を無視』

   一番悪質な間違いは日本を含む東アジアでコロナに似たウイルスが広まっていて、それが理由で東アジアでは既にコロナに免疫があり、だから欧米に比べてコロナ死者が桁二つ少ない!という説が有るのですが、そのような未知のウイルス(ここで苦笑するのが常識人の反応)が東アジアにだけ存在するなら、ナゼ東アジアの武漢で4500人ものコロナ死が起きたのでしょうか?  

上図はジョンズホプキンス大学のデータから引用。チャイナの死者4641人の内、武漢市を含む湖北省の死者が4512人であることが分かる。

 『コロナ風邪論の間違い3=ナゾの弱毒性ウイルスは何故?東アジアのみで都合よく流行したと妄想できるのか?』

   この手の奇跡の水を飲めば癌が治る!という霊感商法レベルのウソが見抜けないで、言論人など務まらないと思うのですが、仮にコロナに免疫が出来る謎のウイルス!そのような、ありがたいワクチンの様な弱毒性のウイルスなら、新型コロナ発生の前に既に世界中に広まって(新型コロナは世界中に一瞬で広まった!)人類全体が新型コロナに対する免疫が出来て、そもそも新型コロナに人が罹患しないでしょう。そんな都合の良いウイルスなど存在しない、デマやウソが通用しないのがウイルスの世界です。  

新型コロナ、米NYの高い致命率が判明、従来のほぼ倍「インフルの50~100倍の推定も、米国でも若者の比率が急上昇、疫学者ら憂慮」2020.07.09

新型コロナ、米NYの高い致命率が判明、従来のほぼ倍米国をはじめ、感染者数が再び急増している国では、現在と同じ対応をしていては夏から秋にかけて恐ろしい事態になると疫学者らが憂慮している。natgeo.nikkeibp.co.jp

「朝日「新型コロナで集団免疫はできない」免疫学者の警告2020年7月2日」

「新型コロナで集団免疫はできない」免疫学者の警告:朝日新聞デジタル 抗体だけで免疫を語ると道を誤る。免疫学の第一人者である大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授の宮坂昌之さんはこう断言する。「日本のコロナ対策に関する議論には、いくつか大きな誤解がある。抗体…www.asahi.com

 『日本に保健所という感染症対策のインフラが存在した幸運』

   では何故、日本ではコロナの感染爆発が起きなかったと言えば、緊縮財政でボロボロになっていますが、保健所のネットワークが日本中に張り巡らされていたからです。この保健所は日本独自の仕組みであり、かつて日本の死因トップであった結核の感染予防の為に作られた組織なのです。新型コロナの8割の感染者が他者に移さず、一部の感染者がクラスターを発生させる特性が、保険所の結核対策のノウハウが活かせた幸運だったのです。  

 『愚直にコロナ封じ込めの国と地域でコロナ死が少ないだけ』

   SARS-CoV-2は、半年前に突如人類の前に登場したウイルスですが、露骨に封じ込めが利くウイルスです。4500人が亡くなった武漢市と湖北省を除けば、チャイナのコロナ死は、驚くほど少なく、南京市はゼロ、北京市は9名です。1月末からチャイナは徹底的なロックダウン戦略を採用し、それが露骨に効果を発揮しました。日本でマスクが買えるようになったのは、チャイナがコロナ封じ込めに成功した証です。  

 『反自粛論者の安倍政権のノーガード戦法で日本の社交は全滅の危機に追いやられている!』

   日本では、コロナ感染者が再び急増していますが、コロナ封じ込めに成功したタイを見習い、仮に夜の街関係の休業を6月末まで続けていたら、西浦教授の予言通りに、日本の感染者は、ほぼゼロにまで減少し、飲食店やライブハウスやバーなども、7月からは普通通り営業できたでしょう。ところが、もう補償を行いたく無い自粛緩和論者!の安倍政権と小池都知事は、一気に規制緩和を行い、都内のコロナ新規感染者は過去最高となったのです。正に反自粛論者の安倍政権のノーガード戦法に日本の社交は殺され掛けています!  

「2020/06/30タイ非常事態宣言を1カ月延長 市中感染収束で夜の産業再開」非常事態宣言を1カ月延長 夜の産業再開で、市中感染収束も タイ・社会・事件タイ政府の新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)は29日、3月下旬に発令した非常事態宣言について、6月30日までの期限を7月31日まで1カ月延長することを承認したと発表した。延長は3回目。国内の市…www.nna.jp

ベトナムやタイなどのコロナ死の少ないアジア諸国は厳格なロックダウン戦略で感染拡大を抑止している

 『日本人は規制されたがっているのでは無い!』  

 小浜氏のコロナ論は、コロナ風邪論という間違いに誘発され、それを本人が正さないばかりか、それを受け入れない日本国民に対し、コロナ全体主義というレッテル張りへ更に思考が劣化しています。世論調査で「休業要請に強制力を持たせるべき」との意見が多かった事を鑑みて、日本人は全体主義に陥っている!との論理の飛躍なのですが、感染症対策を国民の自主性に任せるのでは無く、国家がルールを定めろ!との真っ当な庶民の要望です。

 『TPP亡国論を忘れたか?』

   日本政府は、感染症対策を国民の自主性に任せていますが、これは、政府が責任を取るのを回避する為の措置です。正に自己責任論の極み、ネオリベ新自由主義の極みです。カネも出さない責任も取らないという「国家の店じまい」そのものなので、これに国民が苦言を呈するのは常識というものです。究極の規制緩和の自己責任論であるTPPに対して反対した保守派は、規制緩和や緊縮財政も、すべて正当化するつもりでしょうか?

『危機と対峙する保守派は、いつからネオリベ戦後保守に先祖返りしたのか?』

   TTP亡国論以降、盛り上がった保守派の、反グローバリズム、反ネオリベラリズム(新自由主義)、反構造改革、反緊縮財政の運動を簡潔にまとめると、政府は適切な規制を行い、財政出動を行い、社会に秩序を回復させろとの国民運動だったと私は理解しています。従って感染症対策においても、これら危機と対峙する保守派は、政府に対して適切な規制や、財政出動を求めるのが、筋だと思いますが、一部の輩は真逆の行動に走っています。

 『財政出動と規制強化が、ポスト新自由主義の思想だった筈』

   結果、小浜氏のコラムを読むと、規制強化と財政出動という、危機と対峙する保守派は、どこかにスッ飛んでしまい、日本を衰退に導いたネオリベ構造改革の連中、竹中平蔵、橋下徹、ホリエモン、三浦瑠璃ら、そして何より、安倍総理、西村コロナ担当相、小池百合子都知事などと、主張的に違いが無くなっています。私がネオリベ保守発症の疑義を呈している理由です。

 『ネオリベ思想が発祥した原因は日本の保守思想の闇の深さ』

   小浜氏は積極財政や反新自由主義を表立っては掲げる言論人ですが、コロナに対する言論を俯瞰すると、全て緊縮財政や新自由主義に直結する思想で有ることが、お分かり頂けたでしょう。私は、この現象が小浜氏の心の奥に潜んでいたネオリベ・ウイルスが発露したものなのか?コロナ禍で感染した思想なのか、不明ですが、いかに日本の保守言論が危機的な状況で有るかが、小浜氏から、よく分かると思います。この危機と対峙するには、先ずは徹底的に事実と向き合う真摯な姿勢が必要だと感じています。

本エントリーは、下記ブログ記事の転載です。

小浜逸郎コロナ論の大罪!コロナ全体主義という虚構はネオリベ保守発症の疑義!

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