何にも考えてないからこそ、改革に酔いしれ、結果必要なものまで壊しまくる。

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菅首相は、安倍晋三ほどに名誉などに執着しないだけに、安倍内閣のやり方を継承するという言葉もマシな方向にシフトすると胃よりは、もっと、ゲスな形で繰り広げられる結果がありうる東野はここ何日かで書いてきたことである。

ジュラル星人にも人間の心がわかる人もいた。まだ放送(1972)から100年もたっていない日本において、人間社内に起こっている問題をそんなに苦労もせずに想像できることもしない人の心を持っていない人間が政権の中秋にいると、だれが信じていただろうか。(チャージマン研)

報道ステーションの報道によれば、菅首相が面会した民間人は、基本的には既存の社会構造を破壊して、いいように改造したがっている連中である。田原総一郎がはいっているのはちょっと笑ってしまったが、基本的には彼は日本の社会構造そのものが嫌いであり、変革と称してとにかくつぶせればよい。左翼に典型的な多文化共生からのグルーバリズムに共感を持っているので、グローバル企業が入ってくることそのものにも、多文化共生とかそういうことが入っていさえすれば賛成するのである。今の日本を破壊して、何かよくわからないが、解放したいのである。その先にあるものは基本的には想像していない。それは、自分が死んでから後の問題なのできっとうまくやってくれる、というぐらいのいい加減なものだろう。

名前の挙がっている筆頭の竹中平蔵にしても、万年野党とかそういう団体で一緒になっていたりするので、共感するところが多いのであろう。竹中平蔵は、総務大臣時代に菅義偉を副大臣に従えていたこともある関係なので、何の意思もない「実務家」菅にとっては、彼の言うことはそのまま指針になる。高橋洋一も竹中の弟子筋かあるいは同僚みたいなところがあるが、いつまでも財務省の世界観でカネのことにしか興味がない。デフレは貨幣現象と思っている人間なので、資産を売ったりしてカネを回せば勝手に景気がよくなると思っている口である。もちろん、財政出動についても一応言っては見るが、カネを動かすための道具としてしか見ていないのでそれがもたらす日本の産業の形やその供給能力の種類、国内で何が必要なのかという話には、一切興味がない。理由は、数式で表せないかららしい。最悪の部類の経済評論家である。しかし、経済評論家としては普通なんだろう。経済学というものが基本的医はその範疇から出ることがまれだからである。それでわかった気になっているところがさらに痛々しい。そんなあほみたいなトークを1時間も聞かされていたらさすがに気分が悪くもなるだろうが、竹中師匠の関係筋なので、まともに話を聞いてしまいそうなのが菅首相である。

あとは、デフレ経済で成功している屑のような企業の経営者や基本的に性善説でしか語れないIT研究者や技術者などである。あと、不妊治療の専門家というのがいたが、個人的に何か思い入れがあるのだろうか。もちろんこの話も、少子化対策として出してきそうではあるが、この問題は結婚が遅くなっていることとカネもし鹿結婚しないという問題でもあるので、大本の経済問題を解決して、若者が結婚して家庭を持つという流れが喚起されないかぎりは枝葉末節の問題でしかない。

大局を見ない。あった人の話しか聞かない。そのあたりはしっかりと安倍政権のやり方を継承している。そういう意味では変わらないが、言うことをそのまま聞きすぎるということが何度も言うが危険な話である。総合的な判断ができるような効き方でもないので、今気に入っているような改革チックな話を、その効果や影響も考えなしにやってしまうということが予想されてしまう。

規制をうめくかけていかなければどうしようもない時に、改革主義者に魂を乗られた政権は、どこまで日本を破壊する音になるのか。恐怖でしかない。それ以上にその危機感を持ち合わせない国民ばかりなのがそら恐ろしい。問題に気が付くかどうかだけの話なのだが、それを自覚にしていない状況なのである。政権の対策がすっかりなされたマスコミから垂れ流される情報をぼーっと聞いているだけでは、間接的に殺さる政策を打ち続けられるというのは、安倍政権と変わらない。むしろ、予想を超えた形で進められるかもしれないのである。

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