コロナに身を竦めるだけの自粛ゴロ

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「コロナを抑え込むにはロックダウンしかない!」

「ロックダウンでコロナ制圧に成功した日本は豪州やNZを見習え!」

「西浦教授のコロナ42万人死亡説を信じろ!」

「あの〇〇さんが動画で俺と同じことを言ってたぞっ!(๑⁼̴̀д⁼̴́๑)ドヤッ‼」

近頃、東京発のコロナ第二波が大阪、愛知、福岡、埼玉、神奈川などにも波及しているせいか、コロナ自粛厨たちが元気を取り戻しているようですね。

多くの国民は、長引いた自粛生活にうんざりし、春休みやGWを潰され、ようやく7月の4連休に羽を伸ばせると思いきや、自粛厨のチンピラがしゃしゃり出てきて、「このご時世に旅行なんていい度胸してるな。おいっ、お前らコロナをまき散らす気かよ!」とグレタ嬢みたいな醜い目つきで恫喝するありさまです。

本当に自粛ゴロの神経はどうかしていますね。

彼らは、他人を思いやる気持ち、思慮深さといった日本人の良さがすっかりスポイルされたヒステリーの塊でしかありません。

コロナ対策にロックダウンやコロナ罹患者の個人情報公開といったエキセントリックな手法は有害かつ無用です。

三蜜回避、マスク・手洗い・うがいの奨励、時差出勤やリモートワークの実施、一般医療機関でのPCR検査開放、軽症者の隔離施設(ホテルほか)確保、重症者に対する官公立病院や大学病院での集中治療体制確立等々、これまでのコロナ対策をより充実させる努力こそ必要でしょう。

無論、医療従事者や福祉介護施設、保育施設で働く方々の意欲をくじかぬよう、当面、現行給与の1.5~2倍程度の所得を得られるよう、積極的な財政支援もやるべきです。

何より大切なのは、コロナに罹患した方々が堂々と医療を受診できるよう、巷に蔓延する「コロナ罹患者=規律を破った不届きな咎人」という罪深いレッテルを剥ぎ取り、コロナ罹患者に対する差別をいますぐ止めさせることです。

コロナ自粛厨のイカれた都市封鎖論や移動禁止論は、人々を疑心暗鬼にさせ、不幸な罹患者をバイ菌扱いや罪人視する悪しき慣習を植え付けます。

なにより、社会機構や経済活動を止めるのは、呼吸を止めるのと同じ苦しみをもたらします。

無呼吸状態は脳が酸素不足をきたし、正常な判断ができません。

コロナとは、通常の社旗生活や経済活動の延長線上で対峙すべきです。

未知のリスクはコロナに限ったものではありません。

いまだに治療法や発症メカニズムすら解らぬ病気などごまんとありますし、地震をはじめとする自然災害も、いまだに発生時期や場所、規模を正確に特定することすらおぼつきませんよね。

だからと言って台風が来るたびのロックダウンを叫ぶ者はいませんし、地震を恐れて都市封鎖を訴える者もいません。

コロナとて同じこと。

現有の知識や知見をフル稼働させて立ち向かうしかありません。

「ワクチンも薬もないコロナが~」と戦慄く暇があるなら、ワクチンも薬もあるのに、その包囲網を軽々とぶち破り毎年千人単位の人命を奪っていくインフルエンザをこそ恐れるべきじゃないですかね?

さて、今回の第二波の震源がどこなのか、誰にも特定はできませんが、報道の印象では新宿や池袋界隈のホストクラブやキャバクラといった濃厚接触の極致ともいえる水商売地帯のようです。

この件に関して、日本水商売協会(ネーミングセンスゼロですね…)は、「『夜の街』をひとくくりにして批判するのではなく、現場の声に耳を傾け、本質的な解決に目を向けてほしい」と訴えたそうですが、「周囲に逆ギレする前に、まずお前らの仲間内のだらしない店を徹底的に指導してから言えよ。何のためのガイドラインかよ」と言いたいですね。

【参照先】

接待飲食店におけるコロナウィルス対策ガイドライン | 日本水商売協会

“歌舞伎町でコロナ発生→新宿一帯をロックダウンせよ”と人権無視の強権発動に走るのは、俺が気に喰わない連中はみんな死刑な!とイキがる小学生の発想です。

新宿駅周辺の飲食店舗数は、新宿・西新宿・歌舞伎町エリアだけで3,300軒以上もあり、中には、ホストクラブやキャバクラ、ガールズバーほか一般常識すら通じない反社勢力が経営に関わる店も多く、コロナ発生をゼロに抑え込める方がむしろ驚愕します。

馬鹿で不衛生な連中が巣食う街に完璧な清潔さを求めるのは土台無理なんですから、水商売協会とやらが率先して個店にガイドラインの指導を徹底し、それでも発症者が出た場合は、医療機関が個別に対処するよりほかありませんよ。

あっちでコロナが出たから封鎖、こっちもコロナが出たからロックダウンなんてやった日には、日本の社会機構がストップし、コロナ禍以上の人的・経済的犠牲が生じます。

その最たる例がこれです。↓

『コラム:コロナ制圧でマイナス成長、NZの厳しい現実』

コラム:コロナ制圧でマイナス成長、NZの厳しい現実
ニュージーランドがせめて、あの惑星「パンドラ」のようであったなら──。緑おい茂る島国として、同国は、大ヒットを収めたSF映画「アバター」に出てくる惑星のロケ地となった。先住民族が暮らし、希少鉱物アンオブタニウムが発掘される星だ。

「同国が18日に発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)は前期比1.6%のマイナス成長となり、厳しい現実を突きつけた。四半期として約10年ぶりのマイナス成長であり、その幅も1991年以来で最大となった。しかもアーダーン首相が3月末に発表したロックダウン(封鎖)の影響は、第1・四半期の数字に1週間分しか反映されていない。第2・四半期の成長率はさらに著しく悪化するだろう。

これは、新型コロナの感染制御に成功してもなお、コストは重くのしかかる可能性があることを示す格好の事例だ。(略)

経済協力開発機構(OECD)が予想する最良のシナリオでも、ニュージーランド経済は今年9%のマイナス成長に陥る。これは米国、すなわち新型コロナの感染拡大が厳しく、今でも感染がまん延している国よりも悪い予想だ。(略)」

自粛ゴロおススメのNZの失態を見れば解りますが、コロナ退治に熱中するあまり、社会生活や経済活動を蔑ろにしたツケは、長きにわたり国民に大きな後遺症をもたらします。

NZ国民が負った“所得減少、ボーナスカット、就職難、失職、家族崩壊…”という重すぎる後遺症を、いったい誰が手当てし、補償してやれるのでしょうか?

この手の後遺症で失うのは財産だけではありません。

これまで積み重ねてきたキャリアや時間(家族との大切な思い出や苦労も含めて)が何の躊躇いもなくぶち壊されてしまうのです。

人命を錦の御旗にして軽々しくロックダウンを叫ぶ自粛ゴロのバカどもは、人種差別撤廃を盾にとって暴動を起こし、略奪・窃盗・放火・暴力の限りを尽くし、コロナ菌をバラ撒き、言論弾圧を強いて社会を破滅に導くBLM運動に熱中するクズどもと同類にしか見えません。

コロナの危険性を訴えるだけで、いとも簡単に社会や経済の動きを凍結すべきと上から目線で叫ぶクソ野郎の醜悪さには心底ウンザリします。

“コロナは危険だ”、“いますぐロックダウンしろ”と叫ぶゴロツキどもは、自分たちのことを泥を被ってでも正義を訴えるヒーローだと自惚れているようですが、コロナの危険性を訴えるほど楽な役回りはありません。

個々人の給料や生活のこと、将来のライフプラン、学習機会の消失、各職場における技能継承、流通網の維持、エンターテインメントに対する欲求etc…社会や経済活動に含まれる無数のファクターをガン無視し、それらを消滅させることに対する責任も一切負わず、人命という葵の御紋を盾にとり、「オレはコロナの危険性を訴えるヒーローだ」と陶酔するだけなんですから、いい気なもんですよ。

自粛ゴロたちは、ロックダウンせよ、人々の移動を禁じろと言いますが、いったい何時まで自粛すべきなのか、期限を明示することはありません。

二週間?、一ヶ月?、半年?、数年間?…

彼らは絶対に自分の口からゴールを示そうとしません。

それほどロックダウンしたいのなら、その期限をはっきりと明言すべきです。

ただし、期限を経過したのちにコロナの新規発症が確認された場合は、きちんと責任を取り、公の場で己の不明を詫びるべきでしょう。

他人から貴重な時間を奪っておきながら、失敗してテヘぺろで済ますわけにはいきませんよ。

さて、自粛ゴロがお手本と称えるNZと豪州ですが、人口100万人当たりのコロナ感染者数はNZ313人、豪州519人と日本の数値(215人)を大きく上回っていますよ。(7/23時点)

あれっ?日本は自国より成績の悪い落ちこぼれをお手本にすべきなんですか??

GDPが▲9%も下落するほど強力なロックダウンで国民を縛り付けた挙句、日本より多くの犠牲を出すなんて、ロックダウンの効果自体が疑われますよね?

【参照先】

Google News
Comprehensive up-to-date news coverage, aggregated from sources all over the world by Google News.

しかも、自称優等生の豪州でも第二波が発生したようで、“オーストラリア人はコロナに罹患しにくい”との給うていた自粛ゴロの大嘘が露呈しています。↓

『コロナ流行、オーストラリアなどで第2波 米で死者大幅増』

コロナ流行、オーストラリアなどで第2波 米で死者大幅増
【7月23日 AFP】新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)では、米国で死者が再び大幅に増加しており、アジアや欧州の各国も感染拡大の第2波に見舞われている。

「オーストラリアでは22日、1日の新規感染者数が過去最多の500人を記録。香港も同日、過去最多となる113人の新規感染が発表された。東京とベルギーでも感染者数が増加。これらの国・都市はいずれも、数か月前までは感染拡大の抑制に成功していた。(略)」

人種別のコロナ罹患率に関しては詳細なデータが確認できませんが、いくら強権発動があったとはいえ、順法精神も衛生観念も我が国の縄文時代並みの非近代国家が立ち並ぶ、インドネシアやタイ、ベトナム、カンボジアなどの東南アジアやアフリカ諸国で比較的感染者が少ないのを見ると、政府によるコロナ対策云々以前に、人種と罹患率との関連性はある程度認められると思われます。

また、西浦教授の42万人死亡説は、コロナの基本再生産数(1人の感染者が生み出す二次感染者数)の平均値をドイツ並みの2.5と計算して膨らませたもので、42万人とやらも、「政府がコロナ対策をまったく取らない」というありえない前提のもとに作られた妄想に過ぎないのは、もはや常識です。

あんなものは、彼は功名心をひけらかすためにブチ上げたアドバルーンでしかありません。

なにせ、コロナに対してほぼ野放図状態で、マスク無しでパーティーざんまいのアメリカですら、その死者数は14万人(人口は日本の2.6倍)ですよ。

日本がこれを凌駕し、いまのアメリカの3倍もの死者数を一体どうやって出すというのか、机上の妄想ではなく、具体的かつ合理多岐な理由を説明してもらいたいですね。

西浦氏の妄想に乗っかり“日本中をロックダウンせよ”と叫ぶバカに呆れるのは、彼らのコロナに対する異様なまでの恐怖心だけではありません。

自粛ゴロの態度で最も嫌悪すべきは、持論を正当化するために、“〇〇教授がこう言ったぞ!”、“あの〇〇さんも動画で俺と同じことを言ってたぞ!”と他人の権威を笠に着てはしゃぐ、彼らの小心さや幼児性でしょう。

なぜ、自分の頭で考えないのか、自分の責任で言葉を発することができないのか、他人の言説にただ乗りする行為を恥ずかしいと思わないのか…

大人になり切れないクズの言葉には、中身もなく重みもありません。

そこにあるのは、自分を大きく見せたいという醜悪な自己顕示欲だけです。

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