安倍首相の基本的に守るべきものの中には日本国民は含まれていないらしい。

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「やった感」をここまでやり続けたら、これまで見てなかったネガティブなことにもちゃんと目を向ける必要があるという気にもなるだろう。

ようやく武漢からの邦人帰国希望者を運ぶチャーター便が、日本に向けて出発した。

聞くところによれば、チャーター便に乗る人は、エコノミークラスの正規料金8万円を請求されるという。

非常事態の対応にしては、なんだか妙なところに気をまわしているようでどこまで本気ですくいたいのかが疑われてしまうような対応であるが、主要国が似たような対応をしている今、文句が出にくくて、「やって当たり前」の対応を感謝されるという状況で、最大限の評価を受けるということで実施したのではないか?と受け止められかねない、実に中途半端な対応に見える。

帰国した日本人も、武漢熱(肺炎)のウイルスの潜伏期間2週間は、強制力を持って隔離する手はずを整えていかなければ、本当に病気の拡散を抑え込むための対応とは言えない。残念ながら平和時の対応ではどうにもならないというのが緊急時の対応である。多少問題があろうとあとで保証するという形をとって対応するというのが、問題の終息のために必要な対応である。個別のところの問題より、全体を見た場合の対応が必要なところであるが、残念ながら、個別の「お友達」の便宜というミクロな目的でしか対応したことがない安倍政権は、日本国民を救うというマクロな問題にまともな論拠で対応することはできないだろう。

国会対応にしても、武漢熱対応を割り込ませることはできるはずだ。やましいことは甘んじて攻めを受けるが、国民の危機に対応する行政措置をさせてくれ、という内容のことを国会で決定するように誘導することは、状況はどうであれできることに違いない。それによって、安倍政権の点数を稼ぐことは問題ではない。真剣に政権の行動を見ていれば、それぐらいで評価が変化することはないのであるから、気にする必要はないだろう。ただ、このような国民を守る行動をするのであれば、一番にこれまでの緊縮財政に基づく各種経済政策がどれだけ、マクロな意味の日本国民の豊かさを奪ってきたかということにも気が付かざるを得ないので、愚かにも、肝心な対応ができないままずるずると後手後手の対応に終始することだろう。

しかし、その判断のせいで、爆発的な感染者の拡大になってしまってからは遅いのである。

必要な時の先手の対応は必要であるが、問題をマクロに見ていないことがここで相当なあだとなってしまう。この政権は、「やった感」ばかり印象付けてはいるが、実際にやっていることはその場しのぎの点数稼ぎレベルの行動に過ぎないということを、いやというほど見せつけられてきていて、この期に及んでもそういうことだということを、よく見ておくべきである。それを許せないと考える考え方を心に持ってい置くことが必要だ。そうすることで初めて、二元論敵味方思考しかできないで、政治に対して、判断を誤ることもなくなるだろう。

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