アイドル新党なでしこ! 第53話 空母打撃群

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あとがき(原作担当 遠藤万次郎)

 最終ページの最後、ノリと勢いで「エビフリャー!」とか入れたかったのですが、名古屋の人に怒られそうなので自重しました(笑)。前回予告しました通り、今回はずっと美齢がしゃべりっ放しの「美齢回」となっています。次回の前半部分は少しだけ、久しぶりに歴史認識問題がテーマになりそうな気配です。

 作中にあった水際殲滅作戦ですが、海から船で上陸してくる兵士というのは動きが緩慢で隙ができるため、それを自由に動ける陸上側から叩くという戦術は、古来からある戦いの定石の一つでした。映画「トロイ」などを見ても、そのまま城に立て篭もって消耗を避ける選択肢だってあったのに、せっかくだから一戦交えてみるかと考えたのか、守備側が城を出て陣を敷き、最初の戦闘が水際で行われています。

 映画だと同じように、「キングダム・オブ・ヘブン」を見るとバリスタやカタパルトといった兵器の有用性が分かりますし、「アレキサンダー」を見れば戦車や騎兵で野戦の戦況が大きく変わる様子が分かります。しかしながら、NHKの大河ドラマを見ても、戦争のダイナミズムや戦術性というのがまるで伝わって来ないのです。お互いの本陣に伝令が飛び交うシーンばかりで、視聴者に戦況がまったく伝わらないのを、私はいつも残念に思っていました。

 それはともかく、大東亜戦争の末期にもなると、火力の強力な艦砲射撃の援護により、先述の水際殲滅作戦は守備側にとって有効な方法と言えなくなります。ペリリュー島の守りを指揮する中川州男大佐は縦深防御法を採用し、内陸で穴を掘って長期の持久戦を展開しました。栗林忠道中将はこれを参考にしたわけですが、それはやがてベトナム戦争にも転用され、兵器の質では圧倒しているはずの米軍を苦しめることになります。

 仮に日本やアメリカが北朝鮮を制圧するとなると、要人やミサイルに地下へ潜られることがやっかいなのですが、そこまで届くミサイルやドローンの使用により、攻撃する側の兵士が一人も死なないようなプランが望まれます。そうした目標「味方の死人ゼロで相手を無力化」さえ立ててしまえば、それに向かって努力することは日本人の得意技です。現在の緊縮財政を脱して拉致被害者の奪還を目指したいところですが、相手に核兵器を使われる恐れがあるため、あれはつくづく有用な兵器だと思えてなりません。東京や大阪に核ミサイルを落とすと脅されて、普通の日本人が耐えられるわけがないです。

 そうなるとやはり、中国との軍拡競争の中で北朝鮮の扱いについてを協議し、金王朝を崩壊へと追いやるのが現実的なように感じます。ただ、次の20年も経済成長率が世界最下位なままの日本だと、中国は話し合いにすら応じてくれないでしょう。これまで縮んでいた分、異次元の財政拡大による第二次高度経済成長を日本は実現させ、同時に香港の民主化を後押しし、台湾、ウイグル、チベットの独立まで支援することで、北京政府の強力な一党独裁を脱した新しい中国と一緒に、北朝鮮をコントロールするのが良さそうだとか、そんなことを妄想する毎日です。

 さて、次回の配信日ですが、6週間後となる1月5日(日)を予定しています。それではまた、次回のあとがきでお会いしましょう。

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