【まとめ】安倍政権の何に反対か?政策・性質から安倍政権を振り返る

この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク
スポンサーリンク

 安倍政権の支持率は、現在も45%ほどで推移しているようです。第25回 参院選トレンド調査 | NHK選挙WEBで見ると、非常に安定しています。

 進撃の庶民は、安倍政権を支持しない読者および寄稿者が多いと思います。私もその1人です。

 参院選で安倍政権は、おおよそ勝利したと解釈できます。報道によれば、2019年10月の消費税増税10%に向けて、慌ただしく準備しているとのこと。
参照:東京新聞:政府、10月消費増税の準備加速 「信任」盾に家計痛み続々:社会(TOKYO Web)

 一度ここいら辺で、安倍政権の6年半を振り返っておこうと思います。

スポンサーリンク

2012年に瑞穂の国の資本主義とTPP反対で生まれた安倍政権

 2012年の末に、安倍政権は誕生したと記憶しています。

 当初の安倍政権の柱は「三本の矢」と「TPP反対」でした。瑞穂の国の資本主義というのも、TPP反対から出てきた言葉でした。

 当初の三本の矢は「金融緩和・財政出動・成長戦略」です。

 しかし2013年3月、安倍政権はわずか数ヶ月で前言を翻し、TPP参加交渉に参加します。
 また2013年こそ財政出動したものの、2014年には消費税増税と緊縮財政にかじを切りました。

 緊縮財政路線は、現在に至るまで続いています。

瑞穂の国の資本主義は、どうやら新自由主義だったようだ

 種子法改正、農協改革、水道事業民営化、入管法規制緩和etc……。

 安倍政権によって日本は、次々に規制緩和と構造改革が推し進められました。どうも、安倍総理にとって「瑞穂の国の資本主義」とは「グローバリズム」だったようです。
 ポルナレフもびっくりでしょう。

 このグローバリズム・新自由主義路線は、戦後レジームの強化とも解釈可能です。

 種子法改正や農協改革の背景には、モンサントが見え隠れします。TPPはアメリカが抜けたにもかかわらず、国会で批准されました。
 さらには現在、日米貿易協定が交渉されています。これはTPPよりひどい条件なのでは? とささやかれています。

 水道事業民営化では、フランスのヴェオリア社や水メジャーが危惧されています。
 IR法案では、またもやアメリカの外資に運営させるのでは? です。

 日本はさながら、戦勝国の植民地。これを「戦後レジームの強化」といわずして、なんといえばよいでしょう。

外交では連戦連敗といってよい安倍政権

 北方領土問題、日韓合意、TPP、北朝鮮問題、日米貿易協定の交渉。

 外交の安倍といわれますが、おおよそ大きな案件では「すべて全敗」が正しい評価でしょう。トランプを当てにした北朝鮮問題では、トランプが「全く日本に配慮しない」のが明確になりました。

 なにせいまだに、核の廃棄や日本への脅威は、一向に進んでいないのです。

 北方領土問題では、「解決してみせる」と大見得を切って、ロシアに譲歩しまくりの展開です。これなら「平行線のまま」が良かったのは、いうまでもありません。
 日韓合意は、右派からも不満が漏れるほどでした。TPPはいわずもがな。

 現在の日米貿易協定の交渉は、押し込まれるのが目に見えています。

消費税増税とプライマリー・バランスという緊縮財政路線

 経済政策も無茶苦茶です。新規国債発行は抑え、消費税は増税する。
 「デフレ脱却! この道しかない!」といいつつ、デフレ圧力の政策を実行するのは滑稽ですらあります。

 リフレ派理論にのせられての、金融緩和は効果を発揮しませんでした。理論的には「当たり前」です。そもそも、資金需要が乏しい「デフレ下」なのですから。

 実質賃金では、民主党政権に比べて5%以上、下落したようです。国民を貧困化させたわけです。

 一体なぜ、国民は安倍政権を支持しているのか? 私にはまったく、理解不可能です。

安倍政権を支持する若者たち

 「安倍政権支持」の空気、その理由:朝日新聞デジタルによれば、どうも若者の支持率が多いそうです。18歳から39歳の支持率が、際立って高いのだとか。

 これって完全に「デフレという経済状況に、慣らされた人たち」の年齢層です。ちなみに私も39歳です。

 二重思考(ダブルシンク)という、ジョージ・オーウェルが書いた概念があります。簡単にいえば、2つの矛盾した事柄を「矛盾したと気が付けない思考形式」です。

 重視する政策では、圧倒的に社会保障を含めた経済政策が多い。消費税も反対が多く、朝日新聞の報道によれば75%が不安を感じている。
 にもかかわらず、消費税増税を推進する自民党や安倍政権を支持する。
 逆に消費税増税凍結を掲げる、野党には投票しない。

 これってダブルシンク以外の、何者でもありません。このあたりの議論と解説は、安倍政権のほうがマシという思い込み-ダブルバインドとダブルシンク – 進撃の庶民にてご参照ください。

安倍政権がもたらしたものを、羅列してみる

  • 数々の規制緩和による、グローバル化とデフレ圧力
  • 消費税増税やプライマリー・バランスによる、国民の貧困化
  • 対米従属と戦後レジームの強化
  • いっていることと、やっていることが異なる「嘘の蔓延」
  • ダブルバインド・ダブルシンクによる国民の思考停止
  • 威勢良く出ていって、負けてくる全敗外交と国益の毀損

 ……安倍政権の功罪で、功の部分が見当たりませんが――誰か知っておりますでしょうか? 安倍政権支持者の方には、ぜひともご教授いただきたいところです。

1
コメントを残す

1 Comment threads
0 Thread replies
0 Followers
 
Most reacted comment
Hottest comment thread
1 Comment authors
  Subscribe  
新しい順 古い順 最も評価の多い
更新通知を受け取る »
一兵卒

安倍首相の支持率の高さは、碌でなしの国際政治があるからです。その国際政治の起源は英国のピューリタン革命になります。ならば、当然英国王室との密接な関係にもなる訳です。この真実の歴史を語らずして、安倍首相の批判だけはナンセンスです。つまり、世界史の核心は欧州の歴史になる訳です。それから皆さんも歴史に学んだ大航海時代ですが、その真相は侵略と略奪をし奴隷を目的とするものです。また世界史での全ての革命も寸分違わず同じになります。なので、英国にある大英博物館の代物は、屑の所以となります。それからフランス革命では、ブルジョア王朝を亡き者にしたのは皆さんご存知の筈。それから月日を省略、米国建国も極悪非道の虐殺の歴史となり、アジアの奴隷侵略が始まり、東インド会社によるアヘン戦争と続き、明治維新から日清日露を経由して、WW1のあとfrbの創設により、ロンドンシティとの二極化をなし得て、未開拓の満州の覇権を日本から奪う目的がWW2の発端になります。これが国際政治の真の姿であり、分かり易く言へばゴロツキの金融マフィアになる訳です。それは、あらゆる国際機関も彼らの掌にあり国際連合とて同じで、だから碌でなしになる訳です。

当ブログは2019年5月に移転しました。旧進撃の庶民