国の借金

経済

国民先輩と政府くんの国の借金劇場

ここ30年の日本の経済を簡単に振り返ります。
経済

借金の返し方|一般人・闇金・銀行・国債

「借金」、イヤな言葉ですね。多額の借金を想像すると、何だか肩の辺りが重くなります。早く返して借金ゼロの自由の身になりたい、万一破産したら最悪だ!そんな気持ちになります。 とはいえ、同じ「借金」でもその主体が誰かによって、その返し方も意味合いも異なります。今回は一般人の「借金」、闇金の「借金」、銀行の「借金」、国の「借金...
経済

「税金のムダ遣い!」の間違い|政府の財源は国庫金

「我々の血税がドブに捨てられた!」「税金のムダ遣い!」「税金泥棒!」 「税金を投入」「税金で補償」 よく聞く言葉です。先般の知床遊覧船事故、傷ましい限りですが、沈没した船の引揚げを巡る報道やコメントにおいても、その様な表現が見られました。 このような表現・言葉の裏には、4つの間違った考えがあります。 「×使った税金は消...
経済

デーヴィッド・アトキンソン氏のプライマリーバランス黒字化凍結論を評す

デーヴィッド・アトキンソン氏が「東洋経済」誌上で、プライマリーバランス黒字化の凍結と財政出動を求める論説を出しています。積極財政派・経世済民派にとって強い味方登場!とも言えますが、物足りぬ部分もあり。良い点を紹介しつつ、足りない点を評してみたいと思います。 評価すべき点 政府による投資が足りないと指摘 日本経済と賃金の...
生活・社会・料理

コロナ禍の“家事分担”で夫婦が“分断”?|必要なのは「感謝」と「積極財政」

コロナ禍の我が国では、「家事分担」が夫婦を分断しつつあるようです。「国の借金こわい」の呪いを解き、積極財政に転じることで、この分断を緩和~解決できます。良妻賢母~専業主婦を希望することも可能になります。
思想

知足(足るを知る)の危険~成長こそ日本人の自然である

龍安寺の手水鉢 「知足」という言葉 「知足(足るを知る)」という言葉/徳目があります。龍安寺のつくばい(手水鉢)にある「吾唯足知(われただたるをしる)」の方が有名かもしれません。 出典は老子で「自分の持ち分に満足し安んじて、欲張らないこと」。仏教の格言にも「知足のものは貧しといえども富めり、不知足のものは富めりといえど...
現代貨幣理論(MMT)

国の借金返すと世の中のお金が無くなるなんて非現実的。 待っているのはそれよりもひどい現実です。

よく、「政府が借金無くしちゃったら、世の中からお金が消えちゃうぅ〜」 とか、MMTにかぶれた人が言うのを見かけますが、それは“非現実的”です。 世の中からお金がなくなることは、我々が経済活動を続ける以上、決してあり得ません。 もっと酷い“現実”が訪れるのです。 経済活動にはお金、つまり負債が必要 MMTを少しでも噛った...
小説・漫画・書評

アイドル新党なでしこ! 第48話 東日本大震災(後編)

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  作中に掲載のグラフ『日本の「国の借金」と長期金利の推移』は、財務省の各種統計より作成しております。2018年度末(2019年3月末日)時点まで掲載された最新のグラフは、下記の画像をご参照ください。長期金利が最下部までめり込んでいるのは、マイナス金利になっているからですね(笑)。  漫...