新自由主義

経済

積極財政(財政出動/政府支出増)で、働く庶民は豊かになるか?

積極財政(財政出動/政府支出増)で国民は本当に豊かになるのか?一般国民、働く庶民の賃金所得は増えるのか? 今回はこの疑問について考えてみたいと思います。 企業は人件費と設備投資をカットして株主への配当を増やした 積極財政(財政出動/政府支出増)で国民は本当に豊かになるのか?一般国民、働く庶民の賃金所得は増えるのか? そ...
思想

資本主義/新自由主義の正体|その弊害は資本の力を使ってこそ克服できる

Coalbrookdale at night painted by Phillip Jakob Loutherbourg「夜のコールブルックデイル」英国産業革命時の製鉄の村 ソ連崩壊後、約30年。資本主義の先鋭化とも捉えられる新自由主義が、世界経済を席捲してきました。すなわち国境を越えたグローバル大企業による荒稼ぎです...
政治・時事

菅政権成立! 「自助・共助・公助」と言うけれど、自助も共助もいっぱいいっぱい!|「公助」拡大のススメ

大方の予想通り、安倍政権後は菅政権となりました。圧勝に終わった総裁選において菅義偉氏の掲げたキャッチ・フレーズと言えば、「自助・共助・公助」。困った時には、自分で何とかする。それで解決できなければ、近しい人たちに相談する。それでもダメな時に、政府や役所に頼む。これは一応、正しい。ただし、一市民・個人の生き方としてだけみ...
経済

とある新自由主義者とベーシックインカム

BIは、とある新自由主義者の方が導入に躍起になっている制度です。ベーシックインカム導入は「ショックドクトリン」でやるべき=竹中平蔵 週刊エコノミストonline竹中平蔵氏「コロナで月5万円ベーシックインカムを」 毎日新聞 経済プレミア竹中平蔵 ベーシックインカム、今が導入の好機 週刊エコノミスト gooニュース無論、彼...
体験談・活動レビュー・雑記

参加レポート/シンポジウム「明治日本の文化形成における「翻訳」―音楽を中心にその意義を考える―」

翻訳唱歌と国民形成 ─明治時代の小学校音楽教科書の研究─ 12月22日(日)、シンポジウム「明治日本の文化形成における「翻訳」―音楽を中心にその意義を考える―」に参加しましたので、そのまとめ&感想をお届けします。 これは、10月26日(土)に行われた「ポスト・グローバル時代の可能性――よりよき世界秩序をどう構想するか」...
体験談・活動レビュー・雑記

参加レポート/シンポジウム「ポスト・グローバル時代の可能性――よりよき世界秩序をどう構想するか」

シンポジウム「ポスト・グローバル時代の可能性ーーよりよき世界秩序をどう構想するか」 (令和元年10月26日(土)14時~17時 於:精華学園記念館)に参加しました。 今回はそのまとめをお届けします。このシンポジウムは、施光恒氏・柴山桂太氏・佐藤慶治氏による科研費研究「世界秩序構想としての「翻訳」の意義に関する政治社会学...
経済

経済の本質“経世済民”

"稼ぐ力"とかいう、不遜な言葉が世の中に横行しています。  稼ぐ力というのは、人間の労働に関して、稼げる労働と稼げない労働に二分する考え方です。 要するに、極めて新自由主義的な、競争によって相手を蹴落とすことすら厭わない、勝ち組と負け組とを分断して格差を拡大させる言葉なのです。  ほんの20~30年前までの日本では、勤...