大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。
初回投稿日時:2021年9月2日(令和3年9月2日)
本日は反逆する武士の2021年8月15日の記事を転載させていただきます。
本記事の内容には誤りが含まれている可能性がございますので、真偽のほどはご自身でご判断いただければと存じます。
新型コロナウイルスを感染症5類にダウングレードせよ
12日放送の読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」では、兵庫県の長尾クリニック・長尾和宏院長が出演。
引用元:有名医師が新型コロナ5類への変更を訴え「ワクチン接種を受けた医師が拒否するのはおかしい」
新型コロナの指定感染症5類へのダウングレードを提言した。
新型コロナは現在、濃厚接触者・感染者の追跡対応が必要な2類相当として扱われている。
感染者と認定されると保健所が連絡を受け、入院・治療の調整を保健所が行っている。
新柄コロナウイルスに関する私のスタンスを明言させていただくと「新型コロナウイルスはただの風邪ではなく、季節性インフルエンザと同等の脅威として認識し、対処するべき」との立場です。
季節性インフルエンザと同等の脅威として認識し、人類対新型コロナウイルスという戦争状態に突入しているという認識は、これまで拙ブログなどで私が表明していたことであり、今でのこの認識に誤りは無かったと確信しております。
我々の敵を過小評価するべきではありませんし、過大評価するべきでもありません。
さて、本題に戻りますが、上記引用元によりますと、地上波のテレビ番組内において、長尾クリニック・長尾和宏院長が新型コロナウイルスの指定感染症5類への変更を提言されました。
現在の指定感染症2類相当ですと、保健所が窓口となり、入院・治療の調整を保健所が行っており、なおかつ指定感染症2類相当の感染症の患者を受け入れることができる病院が限られているため、医療資源の限界に激突している現状がございます。
したがって、新型コロナウイルスを指定感染症5類に変更し、保健所を介さずして、かかりつけ医での治療を受けるべきとの提言がなされております。
医療従事者はワクチン接種しているわけですから、重症化リスクや死亡リスクが少ないため、軽度の症状であれば、対処することができるでしょうし、中度または重度の症状だったり、患者の症状が急変した場合であれば、専門的な治療が受けられる大病院に移送すればいいと思います。
これだけではなく、医療従事者に特別給付金を一人当たり100万円以上支給することで離職を防ぎ、医療資源の確保のために、政府支出を行うべきでしょう。
イベルメクチンが新型コロナウイルスに有効か
長尾氏はイベルメクチンの効果を強調。
引用元:有名医師が新型コロナ5類への変更を訴え「ワクチン接種を受けた医師が拒否するのはおかしい」
イベルメクチンは2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した北里大学の大村智特別栄誉教授が発見した物資をもとに開発した抗寄生虫薬。
現在治験が行われている。
その効果については賛否があり、現在治験が行われているが長尾氏は「これまで100人くらいに投与している。もちろん本人の承諾を得てですが。治験中だがコロナ患者には適用外処方で使用できる。軽症者には非常によく効く」とした上で「菅総理にもお願いしたい」と廉価で使えるイベルメクチンが広く行き渡る措置を取るように要請した。
前述の長尾院長が「イベルメクチン」が新型コロナウイルスに対して有効であると主張しており、廉価で使用できるイベルメクチンが広く行き渡る措置を取るように要請しました。
不勉強で大変恐縮でございますが「イベルメクチン」という有効成分が新型コロナウイルスに有効とのお話については全く存じませんでした。
「イベルメクチン」に関して調べてみた結果を以下にまとめさせていただきます。
イベルメクチンは特効薬とは断言できない
イベルメクチンは今、新型コロナ(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)で再び世界中の注目を集めている。
引用元:イベルメクチンはコロナ治療に有効か無効か 世界的論争の決着に日本は率先して取り組め
試験管レベルの研究で、新型コロナウイルスがヒトの細胞内で増殖する際に、ウイルスのたんぱく質の核内移行を妨害し、増殖を抑制することがわかったからだ。
そもそも生物を介して感染するウイルスは生物の体内でなければ生きて増殖することができません。
「イベルメクチン」は新型コロナウイルスがヒトの細胞内で増殖するのを抑制するとのこと。
少なくとも、増殖を抑制することができれば、人間に本来備わっている免疫力でウイルスに対抗できるわけですから、重症化リスクの低減には役立ちそうです。
詳細に関しては、上記引用元記事をお読みいただきたいのですが「イベルメクチン」の臨床研究などによると、死亡リスクや重症化リスクが低下するとのことです。
一方で「イベルメクチン」の有効性を否定する論文(米国医学界雑誌)も存在するようですが、その論文そのものに対して疑義が呈されているようなので、現時点においては「イベルメクチン」の有効性を肯定する見解が多数派のようです。
厚生労働省の公式見解で「イベルメクチン」に言及
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部が2020年5月18日に各都道府県、保健所設置市、特別区の各衛生主管部(局)に出した「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き(第2版)」のなかで、「適切な手続きを行ったうえで、イベルメクチンのCOVID-19への適応外使用を認める」旨を明記している。
引用元:イベルメクチンはコロナ治療に有効か無効か 世界的論争の決着に日本は率先して取り組め
厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き(第2版)」の内容を確認したところ、適用外使用の治療薬として「イベルメクチン」が明記されておりました。
余談ではございますが、 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き(第2版)」 はとても勉強になる資料のようですので、読み込む必要がございます。
製薬会社が儲けられないから無視されているのか
イベルメクチンはとうに特許が切れ、ジェネリック薬剤がインド、中国などで大量に製造されている。
引用元:イベルメクチンはコロナ治療に有効か無効か 世界的論争の決着に日本は率先して取り組め
(中略)
わざわざ新薬を開発するのは、特許権のなくなったイベルメクチンをいまさらCOVID-19の治療薬として適応を取り付けても、経済的なうまみは何もないという側面もあるのではないか。
体重70キロの患者の治療に必要なイベルメクチン(日本では「ストロメクトール」)の薬価は、日本では約3500円だが、世界的な相場は数百円といわれる。
メルク社にとって、イベルメクチンは、もはや利益のない薬剤なのだ。
アメリカでメルク社が、イベルメクチンによるCOVID-19治療に否定的なのも、こうした事情と無関係ではないだろう。
新たな特効薬が世に出るまで、イベルメクチンは「効果なし」であってほしいとの思惑があるのでは、と疑う声すらある。
私は陰謀論は信じませんが、製薬会社にとっては、特許切れの「イベルメクチン」は経済的な利益が見込めないため、半ば無視されてしまっているというのは理解できます。
イベルメクチンを開発したメルク社が「イベルメクチン」を活用した治療に否定的なのも、民間企業の利潤の追求という観点からは理解できますし、新薬を開発して特許料を貰いたいというのも理解できます。
ただ、それだとメルク社は新型コロナウイルスに感染した患者を見殺しにした会社ということになるかもしれませんよ。
私もいろいろ調べましたが「イベルメクチン」は新型コロナウイルスに対する特効薬ではありませんし、副作用などもございますが、有効な薬であると思います。
したがって、当面は「イベルメクチン」で人類を救いつつ、新型コロナウイルスの増殖を抑制するだけでなく、新型コロナウイルスの変異株ですら即時殲滅できるような新薬の開発に着手するべきだと思いますよ。
後発薬だったとしても、製造して販売すれば先進国は購入するでしょうし、その販売益の一部を新薬開発の費用に充てれば、人類を救いつつ、自社利益も追及できると思うのですが、そういった発想にはならないようです。
メルク社が「アンブレラ社」にならないことを祈ります。
臨床試験に乗り出して「イベルメクチン」の効果を測定せよ
新型コロナウイルス感染症の軽症患者を対象に、抗寄生虫薬「イベルメクチン」の効果や安全性を調べる臨床試験(治験)を国内で始めると、医薬品を手がける興和(名古屋市)が1日、発表した。
引用元:イベルメクチンの臨床治験開始 コロナ治療での効果は
(中略)
治験の方法や開始時期は、医薬品の審査を担う医薬品医療機器総合機構(PMDA)と協議して決める。
現段階では、東京、大阪、名古屋などで陽性判明から3日以内程度の患者約1千人を対象に、薬か偽薬かを医師も患者も知らない「二重盲検」という方法で実施する予定だ。
同社の奥村睦男研究・開発本部長は「一刻でも早く始めたい。年内の治験終了をめざす」と話した。
新型コロナウイルスの軽症者に対して「イベルメクチン」の臨床試験を日本国内で行うようです。
臨床試験方法としては、患者も医師も薬なのか偽薬なのかを知らない「二重盲検」という方法で実施するとのことです。
これはかなり有益な結果が得られ「イベルメクチン」の有効性が証明されるか、効果なしが判明するかの2つに1つになることでしょう。
個人的には有効性が判明した時点で自腹で「イベルメクチン」を購入します。
以上です。