あとがき(原作担当 遠藤万次郎)
エピソード中盤の貿易依存度の比率ですが、一応、実際の2011年の実績に基づいた数値を設定しています。ただ、作中では「異次元の財政拡大」が行われたことになっているため、強い内需の復活ということで、日本の貿易依存度はもう少し低くなっていたかもしれません。
今回の「制裁」に関する内容は、右派の人達からも賛成してもらえるのではないかと思っているのですが、これが経済政策に絞った話になると、SNSなどで拒否反応を示される論者が多いと感じています。私も最近、「おまえは共産主義者か!」などと、特にMMT(現代貨幣理論)の話を絡めた時に、右派やリフレ派の論者から攻撃的な罵声を浴びることが増えました。
彼らが弱者に冷たい理由について、いくつか仮説は立てられるのですが、漫画のあとがきで今から長文を書く気力も体力もないため、それはまた別な機会に譲りたいです。私に限った話ではなく、今はみなさん「コロナ禍」や「タケナ禍」で疲弊し、ストレスも溜まっているのではないでしょうか。
ドラマ「家なき子」の名セリフではありませんが、「自粛するからカネをくれ!」なんて言おうものなら、これも一部の人達(成功者?)からは遠まわしに乞食扱いされます。デフレの放置に緊縮財政と、日本人は世界一従順かつ痛みに鈍感、極度のマゾ体質なのかもしれません。
それまで自転車操業で、カツカツで営業していた非効率な飲食店やゾンビ企業など、コロナを契機に潰して数を少なくしてしまえ、その方が経営効率が良くなるなどと、彼らが考えていたとしても私は驚かないです。外食先のオーナーシェフらと話す際、「お互い、死なないように頑張りましょう」と、声をかけることにしています。
さて、次回の配信日ですが、4週間後となる5月10日(日)を予定しています。それではまた、まだ生きていたら次回のあとがきでお会いしましょう。。。
今回のコロナ騒動、パニックが落ち着くのに半年くらいかかるでしょうか? 一応、現在の私の見解を下記に掲載し、記録として残しておこうと思います。
●コロナ騒動に関する個人的見解(備忘録)
・感染者数より人口当たりの死者数に注目すべき
・毎年のインフルエンザの対策と同程度で問題なし
・帰宅後にうがい、手洗い、入浴を必ず行え
・手洗いしていない指で鼻ほじるな、目をこするな
・野球で自粛など必要なし。高校球児かわいそう
・学校の休校も必要なし。流行っているクラスのみ、学級閉鎖の対応で
・若者は自宅療養に専念し、栄養と睡眠を十分にとれ。安易に診察受けるな
・基礎疾患のある人と高齢者だけは要注意。彼らに医療リソースを使え
・営業の自粛要請は店舗型の夜の接客業のみでOK。全額補償で
・経済的自殺者を出さないことが最優先。異次元の財政拡大を
・2020年の経済的自殺者+1万人、コロナでは僅か1000人となれば、本末転倒
激しく同意です。
感染しやすく致死率が高い、低くても重度の後遺症が残る、とかなら特別な警戒態勢が必要でしょうが
そうじゃないなら普通のインフル対応で十分だと思います。
営業を自粛していなかったスポーツジムのガラスが割られたり、おかしな正義感も滑稽でしかありません。当方の住所は大阪ですが、経営の苦しそうな飲食店を毎日廻るようにしています。営業を自粛していない飲食店が悪者扱いされ、どうしても同情してしまいますね。
加藤茶さんが「志村を殺したコロナが憎い」みたいな趣旨の発言をされ、多くの人が共感したことと思いますが、「インフルエンザが憎い」といった趣旨でこれまで語られるようなことはありませんでした。ウィルスを完全に撲滅など出来ませんし、必要最低限の注意だけ払い、長く付き合っていくしかありません。
焼肉大統領ww美齢ちゃんのユーモア(天然?)センスとても好きです。和むw
ダジャレ好きな、ギャグ担当の美齢ちゃんです(笑)。