大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。
初回投稿日時:2020年1月9日(令和2年1月9日)
新年あけましておめでとうございます。
進撃の庶民の皆様、読者の皆様、新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
昨年は11月頃から、あまりにも多忙になり、なおかつ体調も崩してしまい、記事を作成することができませんでした。
誠に申し訳ございません。
本年は、できるだけ記事を作成できるように頑張りたいと思います。
何卒今後ともよろしくお願い致します。
※ご希望の多いユニバーサル・ベーシックインカムの記事は後日とさせてください。
アメリカがイラン革命防衛隊の司令官を殺害
米国防総省は、イラクの首都バグダッドの空港で現地時間3日未明、イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官(62)らを乗せた車列を空爆し、同司令官を殺害したと発表した。
引用元:トランプ氏、司令官殺害は「戦争やめるため」 イランは報復予告
一方、イラン側は報復を予告するなど反発を強めており、米イランの対立激化が懸念されている。
アメリカがイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官を空爆し、殺害しまいました。
一部報道によると、ドローンによる空爆を実施したらしいです。
※イラン革命防衛隊の司令官、米軍の空爆で死亡 バグダッド到着後
Twitterでは第三次世界大戦というワードがトレンドになるなど、世界的には大騒ぎになりました。
トランプ大統領は自身のTwitterで、ソレイマニ司令官はアメリカの外交官や兵士に悪意のある攻撃を企てたので、自衛のために殺害したと声明を出しました。
いわゆる予防的先制攻撃を行ったということであり、自衛行動だと主張しています。
はっきり申し上げて、全く根拠を示さず、このような主張をされても自衛行動であると判定はできません。
我が国日本としては、アメリカの独善的な行動を諌めるべきでしょう。
中国とロシアがイラン側に付く
イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官が米軍に殺害されたことを受け、中露両政府の外相が4日までにイランのザリフ外相と会談し、ともに米国を非難した。
引用元:中露はイラン支持、鮮明に
トランプ米政権がイランの報復に備えて中東への米軍部隊の増派を決めるなか、中露がイランを支持する意向を示した形で、3カ国は米国への対抗を基盤に今後も連携していくとみられる。
(中略)
トランプ政権が中東での軍備増強に乗り出しイランとの軍事的な緊張が高まった昨春以降、中露はほぼ一貫してイランを支援。
3カ国は先月末、オマーン湾などで初の合同軍事演習を行っている。
やはり中国とロシアがイラン側を擁護するようです。
ある意味当然と言えます。
私が両国の外務大臣だったらそうします。
さらに言えば、イランはアメリカや日本が中東へ軍艦を派遣することを受け、それを牽制するために、オマーン湾などで中露両国と軍事演習を行いました。
ある意味、戦争への備えをしていたということです。
仮に戦争ということになれば、イラン中国ロシアの枢軸国とアメリカ連合(背後には中立を装った日本が控えている)の戦いになる可能性がございます。
イラクも敵対するし、国連憲章にも違反か?
イラクのアブドルマハディ首相は攻撃について、米軍のイラク駐留を巡る合意に違反していると指摘。
引用元:イラン革命防衛隊の司令官殺害 トランプの攻撃指令に法的根拠はあったのか?
またイラク国内の複数の政治勢力は米軍の撤退を求めた。
国連憲章は他国への武力行使を原則として禁止しているが、当該国が領土内での武力行使に合意した場合は例外としている。
専門家によると、イラクの同意を得ていないことから米国は攻撃を正当化することは難しいという。
イラクの統治において協力しなければならないイラク暫定政府側にも非難され、国連憲章にも違反している可能性が高く、イラン革命防衛隊の司令官殺害の件に関しては、正当化が難しいとのことです。
イギリスはホルムズ海峡を通過する自国船舶の護衛を決定
アメリカ軍がイランの精鋭部隊の司令官を殺害し、両国の衝突への懸念が高まる中、イギリス政府はペルシャ湾のホルムズ海峡を航行するイギリスの船舶を海軍が護衛することを決めました。
引用元:英海軍 ホルムズ海峡で自国の船舶護衛へ 米イラン緊迫で
イギリスはアメリカとイランの軍事衝突を懸念して、自国の船舶に対する護衛を決定しました。
我が国日本もアメリカとイランの間の軍事衝突に備え、護衛行動の方針を固めていただきたいと切に願います。
すでに、自衛隊の中東派遣が決定しておりますが、情報収集が主な目的で、護衛するための戦力が整っていません。
護衛艦を最低でも4隻、緊急に追加派遣するべきだと思います。
※参考記事:自衛隊中東派遣を閣議決定 1月下旬活動開始、護衛艦派遣は2月に
イランが弾道ミサイルで米軍基地を攻撃!!
米国防総省は7日、イランが弾道ミサイル十数発を発射し、イラクにある駐留米軍基地少なくとも2カ所を攻撃したと発表した。
引用元:イラン、司令官殺害で米軍に報復攻撃 イラク駐留基地にミサイル十数発、本格衝突も
(中略)
国防総省の声明によると、米東部時間7日午後5時半(日本時間8日午前7時半)ごろ、イランがイラク駐留米軍に向けて十数発の弾道ミサイルを発射した。
バグダッド西方にあるアサド空軍基地と北部のクルド人自治区の主要都市アルビルにある基地が標的になった。
私はイランの報復行動を予想しておりましたが、さすがに弾道ミサイルで米軍基地を攻撃するとは予想できませんでした。
トランプ大統領によるエスカレーションが心配になります。
簡単に言えば、報復の連鎖が止まらず、全面戦争に発展する可能性が捨てきれません。
講和条約を起草し、イランとアメリカを仲介せよ
ここからは私個人の意見でございますが、仮に事態がエスカレーションして、ミサイルの撃ち合いにまで発展したら、できるだけ早く講和を双方に打診するべきでしょう。
イランとは友好関係で、米国とは同盟関係なので、我が国日本こそが中立的な立場で講和条約を起草して、世界に公表するべきであり、可能ならば両国首脳を東京に集め、三者会談するべきです。
どう考えても、戦争継続は世界経済のためにならず、地政学的リスクが跳ね上がるだけであり、アメリカはこれ以上中東に兵力を割くべきではありません。
追記:トランプ大統領が武力行使を控えたい旨の演説をする
トランプ大統領が武力行使を思いとどまるようでして、第三次世界大戦の危機は一旦は去りました。
アメリカのトランプ大統領は、イランがイラクに駐留するアメリカ軍の拠点を攻撃したことを受けて国民向けに演説し、アメリカ人兵士らに死傷者はいなかったと強調しました。
引用元: トランプ大統領 イランへの反撃言及せず 事態悪化避けたい姿勢
そのうえでイランによるさらなる攻撃の可能性は低いという認識を示すとともに、反撃に言及せず、事態のエスカレートは避けたい考えを明確にしました。
アメリカ人兵士らに死傷者がいなかったということで、エスカレーションを回避するということのようです。
続報があれば、また取り上げたいと思います。
>トランプ大統領によるエスカレーションが心配になります。
簡単に言えば、報復の連鎖が止まらず、全面戦争に発展する可能性が捨てきれません。
下記の通り、トランプ大統領の声明が出されました。
https://www.nikkansports.com/general/news/202001090000055.html
どうやら米・イラン全面戦争の危機は脱しつつあるようです。イランの背後にはロシアと中国がおり、仮に全面戦争ともなれば、イラク攻撃のときと同じく確実に泥沼化します。実に賢明な判断です。ところがもし、大統領が好戦的なヒラリーだったとしたら?ヒラリーの背後にはネオコン勢力もあり、間違いなく全面戦争に至ったでしょう。
TO:Muse様
大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。
コメント及び情報提供ありがとうございます。
記事に反映します。
以上、今後ともよろしくお願い致します。
現地SNSに溢れるハッシュタグ「イラン人はソレイマニが大嫌い」 メディアが“偏向報道”する「イランの真実の姿」
https://news.nicovideo.jp/watch/nw6421300
失礼致します。m(__)m
(↑)上記のような記事も見つけました。
どうやら全面戦争の危機は脱したようですが、中東情勢は依然不透明なままの可能性もあり、なかなか余談は許さないのではないかとも思います。
TO:阿吽様へ
コメントをいただき、ありがとうございます。
情報提供ありがとうございます。
拙ブログにて、参考にさせていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。