ポルシェ万次郎

小説・漫画・書評

アイドル新党なでしこ! 9

上記のリンク先の通り、拙著『アイドル新党なでしこ! 9』(キンドル版)が2月25日にリリースされました。いつもの「進撃の庶民」掲載時の画像と比べ、原稿はオリジナルな高解像度での表示となるため、画質の違いなどもお楽しみいただければと思います。紙版については鋭意制作中な状態でして、恐らく来月中旬に商品ページへ掲載される予定...
現代貨幣理論(MMT)

アイドル新党なでしこ! 最終話 世界一になった日本

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  本来であれば17日(日)にお届けする予定だった最終話ですが、普段より多い全26ページに増量したこともあって、完全掲載が19日(火)の夕方までズレ込んでしまいました。お待たせして申し訳ございません。①シナリオやグラフ素材等々の提出②コマ割り&ネーム作業③ネームチェック④ペン入れ⑤最終確...
政治・時事

アイドル新党なでしこ! 第65話 大阪ダブル選挙 後編

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  今回も2015年の大阪における、ダブル選挙(大阪府知事選挙、大阪市長選挙)のお話の続きです。当時の論点を思い出しながら、というのがいつもは多いのですが、今回は直近に「大阪市廃止・特別区設置住民投票」があったため、ほぼリアルタイムということでシナリオを書きやすくはありました。 作画担当...
政治・時事

アイドル新党なでしこ! 第64話 大阪ダブル選挙 前編

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  今回は2015年の大阪における、ダブル選挙(大阪府知事選挙、大阪市長選挙)のお話の前編です。表題の方はもう少し工夫を試みたのですが、「大阪秋の陣」も「大阪頂上決戦」もしっくりとこず、結局そのまま「大阪ダブル選挙」しかありませんでした。この作品ではリアリティを出すべく、現実の政治家や評...
現代貨幣理論(MMT)

アイドル新党なでしこ! 第63話 もはや敗戦国ではない

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  今回は撫子の退任と、それに俯瞰的な解説を加える雄介といった構成です。雄介はこのあとも、最終回まで出突っ張りとなります。彼のことは本来、キン肉マンでいうところのテリーマンやロビンマスクといった「超人博士」の立ち位置、つまり、解説役くらいに考えていたのですが、いつの間にか主役級の活躍とな...
政治・時事

アイドル新党なでしこ! 第62話 内閣総辞職へ

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  今回は前半が憲法改正国民投票、後半が首相辞意の事情説明となりました。真面目に日本国憲法の部分改正を考えた際、作中のような改正案やプロセスであれば、少しは実現の可能性があるのではないか、現状から一歩でも前進できるのではないかなど、色々な想像を楽しんでいただけたならな幸いです。表題は後半...
政治・時事

アイドル新党なでしこ! 第61話 国民の貨幣論

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  この作品は一応、第66話を最終回に設定しておりますが、貨幣、財政、税制といったマクロな経済に関するエピソードは、恐らく第61回の今回で最後となりそうです。MMT(現代貨幣理論)的なポリティクスが政策として実行され、実績を上げ続けている世界であれば、それは旧来型の国会議員にも多少の影響...
政治・時事

アイドル新党なでしこ! 第60話 平時の定額給付金

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  現実の日本がコロナ騒動の真っ只中にあって、定額給付金がまだタイムリーな話題だということで、今回は貨幣発行と絡めてエピソードにしてみました。表題は「国民の賞与」でもよかったかもしれません。この漫画にしては珍しく、別な方(経済評論家の三橋貴明さん)が作成された図形をそのまま引用し、掲載さ...
現代貨幣理論(MMT)

アイドル新党なでしこ! 第59話 本土復帰と平和条約

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  今回の表題について、「本土復帰」だと普通は沖縄やその他の島々についてを指し、「平和条約」だと何となくサンフランシスコ平和条約を連想する方が多いことと思います。なので、少しひっかけというか遊びというか、そうした関連に誤解しやすいよう、あえて分かりにくい感じにしてみました。ただまあ、後半...
歴史

アイドル新党なでしこ! 8

上記のリンク先の通り、拙著『アイドル新党なでしこ! 8』(キンドル版)が5月28日にリリースされました。普段の「進撃の庶民」に掲載の画像と比べ、原稿はオリジナルな高解像度での表示となるため、画質の違いなどもお楽しみいただければと思います。紙版についてはAmazon側の反映待ちな状態でして、恐らく6月9日頃には商品ページ...
政治・時事

アイドル新党なでしこ! 第58話 核保有税

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  最終回まであと8話くらいというこのタイミングで、首相補佐官(内閣総理大臣補佐官)の新キャラが今回登場しました。実際は他にまだ4人ほど首相補佐官がいますし、秘書官もいつもの2人以外に、秘書軍団と呼んでいいくらいの規模で、総理大臣の周りは常にチームプレーで動いています。キャラ数を搾ったま...
政治・時事

アイドル新党なでしこ! 第57話 安全保障上の問題

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  エピソード中盤の貿易依存度の比率ですが、一応、実際の2011年の実績に基づいた数値を設定しています。ただ、作中では「異次元の財政拡大」が行われたことになっているため、強い内需の復活ということで、日本の貿易依存度はもう少し低くなっていたかもしれません。 今回の「制裁」に関する内容は、右...
政治・時事

アイドル新党なでしこ! 第56話 中央省庁再編

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  前回に引き続き、これほどのページ数を費やして再び「単記移譲式」を取り扱う予定はなかったのですが、シナリオを書いていく内に結構なボリュームとなってしまいました。とはいえ、実際に導入された際の様子なんかも描写できましたし、結果的にはよかったかなと思っています。現在の「小選挙区か大選挙区か...
小説・漫画・書評

アイドル新党なでしこ! 第55話 理想の選挙制度

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  冒頭のビートルズのくだりですが、本作の登場キャラにはモデルとなる政治家や言論人が何人かおりまして、彼らの実際の発言や言いそうなことを、作中のセリフに加工して使用するケースがよくあります。ただ、全キャラを実在する人物に寄せすぎると、「オリジナルキャラクターを創作できないのか」というマイ...
小説・漫画・書評

アイドル新党なでしこ! 第54話 宣伝戦

あとがき(原作担当 遠藤万次郎)  今回のように、扉絵がカラーの回が過去にも定期的にあったかと思うのですが、お察しの通り、それはそのまま単行本化した際の表紙として流用されることになります。高橋凛香と相原くるみのペアは、次の第8巻の表紙になる予定です。第9巻を最終巻とし、一応、全66話で完結するよう、ゴールを考えながら作...